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実は腹が立っていたことに気づいた話

 また家で過ごす時間が長くなってきた。自分が感染していて広げてしまうかもしれないと想定して過ごすようにしているが、気軽にでかけられないし、食事にも行けない。コロナが流行りだしてから近くに住んでいる親戚にも会えず、友達の結婚のお祝いも直接言えず、お祝いを郵送してLINEで連絡するというイレギュラーな日々を過ごしてきた。

 一人で過ごす時間がないと駄目なタイプなので、家で映画を観たり本を読んだり料理をしたり掃除をしたりと、結構充実した時間を過ごしている方だとは思っている。しかし、実質の「禁止」が何度も発令されるとさすがにしんどくなってくる。仕事もイレギュラーで急遽の案件が増えてきていることも気が滅入る要因の一つだ。

 文章にし始めて、私は今のこの状況になかなか腹が立っているのだと気がついた。「しょうがない」と思えなくなってきているのだ。どちらの案件にも対応している人間に誠意が感じられないことが腹が立つ理由だと考えられる。他人は変えられないので自分が変わるしかないのだが、腹に落ちていないので定期的に怒りがこみあげてきてしまう。

 マインドフルネスやアンガーマネジメントで対処できるのだろうか、と思いつつ、最近は現実逃避で映画や読書に逃げてしまっていた。飲みに行って共有したり発散もできないので余計に鬱憤がたまっているのだと思う。

 溜め込むのは心にも体にも悪影響なので、なんらかの対策を講じねば。まずは体が健やかでないとベースが崩れるので、よく寝てよく食べるシンプルな生活に立ち返ろうと思う。健やかな体でこそ建設的な思考が生まれるのだから。

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