フランスで購入したシャンプーの記録

フランスに来てから、3種類のシャンプーを試しました。
感想を残しておきます。

フランスでは、シャンプーが泡立ちません。
カルシウムが多く含まれる水を硬水と呼びます。
この水中に存在するカルシウムイオンはアルカリ性の石鹸と反応し、金属カスと呼ばれる沈殿物を残すそうです。
石鹸が泡立つ前にこの反応がおこってしまうため、水の硬度が高ければ高いほど泡立ちにくい、とネットに書いてありました。
泡立たないと何か問題なのか、はよくわかりませんが、とりあえず現地で調達しておけば硬水に対抗できるだろうと考えました。

私の髪

髪質 硬め、細い
毛量 多め、ロング
その他 数回のブリーチでダメージあり

ダメージヘア用のシャンプーを探していきます。

シャンプー① argan oil of morocco

はじめてのシャンプー

日本から引っ越ししたてですぐに必要だったので、スーパーで購入しました。
薬局とスーパーでは、置いてあるメーカーが異なるようです。
髪のダメージが気になる私は、とりあえずアルガンオイルの文字をみて上の青いシャンプーを購入しました。
使用した感想ですが、期待してたより泡立ちませんでした。
当時住んでたモンペリエの硬度がかなり高めだったからというのもあるかもしれませんが、頭の三分の一くらいがちょっと泡立つくらいでした。
しかも写真を見てたら、説明が英語で書いてあるし、どうやら現地の製品ではなくアメリカのシャンプーっぽいですね。

シャンプー② KLORANE

フランス在住日本人の間でおすすめされているという、kloraneというメーカーのシャンプーを購入しました。
ダメージヘア用のものを探したところ、Cupuaçuという謎の植物が使用されているシャンプーがヒットしました。
使用してみた感想ですが、①のシャンプーよりは泡立ちます。
が、もこもこと髪全体を覆えるほどではありません。
ココナッツとかバニラとか、そういう系統の甘い香りがします。
いいか悪いかは正直微妙なところ。
日本でのもこもこと比べたらあんまりだけど、①よりは全然好きです。
スーパーでは買えず、ドラッグストアに行く必要があり、少しお高め。

シャンプー③ FRANCK PROVOST PARIS

有名なおじさんの立ち上げたブランドのようです。
私のシャンプー探しの旅は、ひとまずはこのおじさんに出会うことで終わりを迎えました。
このシャンプー、もっさもっさと泡立ちます。
泡立つことの何が大切か、このシャンプーが思い出させてくれました。
洗えてる感がレベチなのです。
さらにさらに、かなりお安いです。
スーパーで購入できますが、どのシャンプーよりもボトルがでかいです。750mlあります。
2個セットでセールとかたまにしてるので、積極的に買い溜めていきたいです。

シャンプーとは

そもそもシャンプーとはなんなのか。
シャンプーに悩みすぎて、存在そのものにまで疑いを持ち始めました。
シャンプーに関する色々なネット情報を漁り

シャンプーは、頭皮と髪を洗い、頭皮のマッサージを行うためにある。
泡立ちが悪いと、洗浄力の強い洗剤が直接頭皮や髪に触れ洗いすぎてしまう、または濯ぎ残しにより毛穴の詰まりが発生、トラブルに発展する。

ということを知りました。
しかしシャンプー③により新たな疑問が発生。
冒頭で硬水は泡立たないと書きましたが、ではなぜ③はよく泡立ったのか。
シャンプーコーディネーターの方が解決してくれました。

シャンプーは主に水と界面活性剤で構成されていますが、この界面活性剤にはいくつか種類があるそうです。
Google翻訳で成分表示を調べたので訳が合っているか確信が持てませんが、③のシャンプーにはイオン化しないノニオン界面活性剤のコカミドMEAが泡立ちのために加えられているようです。
確信に至るためには、もっと勉強が必要です。

さいごに

コスパが最強なことから、私が他のシャンプーを試すことはもうないでしょう。
膨大な種類のシャンプーから、合ったものを探すのに少しでもお役に立てれば幸いです。

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