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真剣に水筒を購入する

遠出をするときのために、また勤務先でコーヒーをがぶ飲みするために、水筒を購入しました。

どうやらフランスでは下記のような、なで肩の水筒が人気のよう。
よく見かけます。
しかし、口の部分から手を突っ込むことができないので洗いにくそうです。
硬水があーだこーだで白い沈殿物が底にこびりつくことを考え、別の水筒を探すこととしました。

様々なデザインのなで肩たち

求める水筒の条件

①保温・保冷
この夏の外出は、暑くて本当にしんどかったです。野外ですぐに冷えた・温かい飲み物を購入することは難しいので、この機能は優先順位第一位です。

②洗いやすい
水筒内部はもちろんですが、飲み口部分の洗いやすさも考慮します。

③飲み口部分に蓋がある
昔々、幼稚園児の時、蓋部分がカップになっており、そこに飲み物を注ぐタイプの水筒を使用していました。今は、この世は汚いという妄想に憑りつかれていますので口が触れる部分が完璧に覆われているタイプを探します。

④500~600ml程度の容量
最低でも、ペットボトル一本分の容量は欲しいです。大きすぎると重くなるので、このくらいが私にはちょうどよさそうです。

水筒はどこで買える?

配偶者に聞いたら、知らん、と言われました。
でもいくつか心当たりはあるようで、そこに行ってみました。

①スーパーマーケット
フランスのスーパーマーケットはいろいろなものが売ってあります。電化製品やポストカードなど、食料品などに並んで売られています。田舎のスーパーマーケットは規模が大きく、街中のスーパーマーケットは小さい傾向にあります。残念ながら我が家には車がなく、近所で一番大きいスーパーマーケットは品ぞろえが豊富ではありませんでした。

②アウトレット用品店
いくつか置いてはありましたが、ガチのアウトドア用の水筒ばかりでした。保温保冷の条件は満たしていましたが、蓋がカップのタイプが多く容量はマグカップサイズか、1L以上の大型しかありませんでした。

③キッチン用品店
キッチン関連のアイテムを取り扱うお店の、お弁当コーナーにいくつか水筒はありましたが、なで肩タイプばかりでした。上の写真は、キッチン用品店で撮影したものです。

④インターネット
街中をいろいろ探してみましたが、なかなかほしいと思う水筒は見つかりませんでした。ネットショッピングはあまり好きではないのですが埒が明かないので、捜索規模を広げてみることにしました。

フランス語で水筒は

gourdeと呼ぶみたいです。
DeepL翻訳崇拝者の私が水筒を日本語→フランス語で検索したところ、bouteille d'eauと訳されました。
やたらめったら崇拝するのはよくないですね。
ちなみに、魔法瓶はthermosだそうです。
バンドエイドみたいに、商品名が呼称になっているようですね。

検索してみる

欲しいのは保温保冷のできる魔法瓶なので、thermosで検索してみました。
予想はしてましたが、やはり日本のメーカーTHERMOSがでてきます。
THERMOSを購入するなら日本の方が選択肢が多く安く、フランスで買うのは悔しいため、日本のメーカーは今回選考から外します。
なんやかんや、あれは違うこれも違うを繰り返してついに720°DGREEというメーカーで求めていたものを見つけました。

宣伝みたいですね。
求めている条件と照らし合わせると下記です。
①保温・保冷→最大24時間保冷、最大12時間保温。他社の性能をみてもほとんどがこのレベル。
②洗いやすい→口が広く、複雑なパーツはないので洗いやすそう。
③飲み口部分に蓋がある→付属の2タイプの蓋はどちらも口が当たる部分は覆われている。
④500〜600ml程度の容量→530, 710, 950, 1200mlから選択可能。

炭酸水大好きなわたくし、炭酸水対応という説明書きを見て購入を決定しました。
水筒に炭酸水を詰めるという発想はなかったので、とても楽しみです。

購入時、二つ購入で割引という策略にまんまとはまり、530mlと710mlのサイズ違い、色違いを購入しました。
それぞれにステンレスの蓋とスポーツタイプの蓋がついており、お得感満載です。

ステンレスの蓋と、スポーツタイプの蓋

感想

実際に使用してみて、かなり気に入りました。
保冷しか使用したことはないですが、水がキンキンに冷えた状態が一日中続きます。
購入してすぐ手が滑ってアスファルトに落としてしまったのですが、傷はつきこそ、へこみはなく強さも申し分ないです。
おそらくこいつはただの水筒で、そんな感動することではないのかもしれませんが、探し求めてようやく見つけた一品であるため感慨もひとしおです。
これ以上傷つかないように、大事に使っていきます。

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