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フランス移住半年のメンタル推移

早いもので、フランスに移住してから半年になろうとしています。
この6か月は自分でも引くくらいメンタルの浮き沈みが激しく、配偶者よう耐えたな、とほめたたえてあげたいです。

移住直後 - 最高

仕事を辞めてふわふわした気持ちのまま渡仏しました。
ニート生活を心ゆくまま楽しんでいました。
また配偶者の友達もよい人ばかりで英語ができる人も多く、日本の友達ともSNSを通じてやり取りできるので、孤独感は全くありませんでした。

一カ月経過 - 病み

義理の家族の家に遊びに行く予定日の前日に、風邪をひきました。
普段全く病気をしないわたくし、10年ぶりの39°C代の高熱にかなり弱ってしまいました。
健康保険もまだないため気軽に病院にも行けず、体が重く節々が痛むのに予定通りに電車で3時間の義家に私を連れて行こうとする配偶者にお前マジかと驚愕しました。
身体とともにメンタルもかなり衰弱していたため、健康保険がないことから社会に見捨てられている気分になり、またこんなにしんどい私のことを一番に考えてくれないなんてと配偶者にがっかりしました。
孤独感、無力感は回復後もしばらく消えませんでした。

二ヶ月経過 - 前向き

様々な手続きなどを独力でおこなうことにより、無力感は徐々に消えてゆきました。
フランス語できないから、といろいろなことを配偶者に任せきりにしていたため、自分の身の回りのこともよくわかっていない状態でした。
主体的に行動していくことにより、私の自尊心は回復していきました。

三ヶ月経過 - 穏やか

私の友達に会うことができて、とても嬉しかったです。
また面接が決まり、引っ越し先の家も決まったことで、先のことを考えることができるようになり一安心です。
心穏やかな時は、新しい家具家電を選ぶのも楽しいです。

四ヶ月経過 - 疲れ

仕事が決まり、調子に乗ってピアスを開けました。
ウキウキで引っ越ししたのですが、家具家電がすぐに届かずキャンプ用の装備で就寝、すでに調理されたものばかりを地べたで食べる生活に体が疲れていました。
それに併せて、wifi業者がこない、郵便配達員が在宅を確認せず不在届をいれる、注文したテーブル天板に大きな傷など、心理的な負担も重なりました。
何かに怒るというよりは、ただただ疲労困憊の月でした。

五ヶ月経過 - わくわく

11月前半は、交換した部品が届いたことからひたすら家具作りに励んでいました。
少しずつ、自分たちの生活が便利になっていく過程がとても楽しく、今後の生活への期待が高まりました。
また仕事が始まり、私の自由にできるお金が得られること、私の新しい友達が作れるかもしれないことにとてもわくわくしていました。

現在 - ブレブレ

日によってメンタルの浮き沈みが激しい、最もめんどくさい状態です。
昼食は同僚と食べているのですが、話している内容を理解でき少しでも会話に入れた日はいい日、一つも会話を理解できず一言も発することができなかった日は悪い日。
いい日はモチベーションも高くいつも以上にフランス語の勉強に励みます。
悪い日は会社はなぜ仏語できない私を雇ったのか人事を逆恨みし、お前らなんで英語つかわんのや、英語もフランス語もほぼ一緒やろが、と心の中で八つ当たりしています。
要約して説明してくれる人がいたり、ゆっくり話しかけてくれたり気を遣ってくれる人も多く、助けてもらうたびにはやく会話に参加できるようになりたいと思います。


3日坊主の私にしては、noteは継続できている方だと思います。
文章を書くことがまだまだ下手くそなので、来年はもっと上手く説明、表現できるようがんばります。
あと、心に余裕をもって心の中の暴言を減らしていきたいです。

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