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「ほうれん草のゆでおき」

ほうれん草が出てくる。茹でたほうれん草を使ったメニューが多いことに気づいた。茹で置きしているんじゃないかと思っている。

はじめにほうれん草を意識したのは昼食のカレーである。カレーは好きだ。だいたい美味しくなる。この時のカレーはスタンダードなカレーとごはんの間に、茹でられて形を失いつつあるほうれん草とウインナーが入っていた。

わざわざほうれん草が入れられている。その日の夕食にはほうれん草のお浸しが出された。食べながら考えた。これは昼のほうれん草と同じ出所なのかもしれない。それから、汁物、付け合わせ、和物と茹でたほうれん草のメニュー頻度の高さに気づいたのである。

茹でほうれん草といえばポパイ。ポパイが食べていたほうれん草(缶入り)も、もしかすると茹ですぎてドロドロのあの形状だったかもしれない。そもそも、美味しくないのをどうにかして子供に食べさせるためのアニメだったと聞いたことがある。ポパイはほうれん草缶を流し込むように摂取(グリーンスムージー的でもある)すると、筋肉コブができてハイパワーになる。ほうれん草から筋肉というのは他に思いつかない。


「老い」

老年期の精神病は認知症と同じように扱うこともある。精神症状が落ち着くと病棟を移ったりする。ストレスの負荷を原因として精神を病むとすれば、老年期に精神の変調が起こっても長年生きてきた結果として不思議ではないと思った。しかし老いれば老いるほど、どう対処すべきか、周りも特に本人も困難となりそうだ。すでにあらゆることが億劫で、無気力だと思えるのだが、ここから老いるとはどういうことだろうか。


「牛乳」

ローカルな牛乳の消費期限表示が 1.12.13 西暦ではなく、元号(和暦)表示で驚く。ロゴマークもゆるゆるレトロで可愛いのだけれど、消費期限という機能的なところまでエモいとは素晴らしい。

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