観た映画 「キル・ユア・ダーリン」

Amazon primeに入っているので、映画を観よう観ようと思いつつも、習慣付けられていません。しかし、良い映画を観た次の日は、あの映画よかったなあ、俳優が素敵だったなあといくつかのシーンを反芻し、今日も帰ったら映画を観ようと上向きな気持ちで1日を過ごせるので、映画を観ることはいいことなのです。


昨日、今日は映画を観ました。ちなみに、2時間超える映画はしんどそう…と思って観ようとしていないです。もったいない。


昨日観たのが「キル・ユア・ダーリン」。アメリカの詩人、アレン・ギンズバーグの大学時代の実話を基にした青春映画でした。ちなみに前情報(予告?)をチェックしないで観る映画を選んでいるため、始まってから、あ、これ実話がもとなんだ〜アレン・ギンズバーグ?という感じで観ていました。ビートニクとか言葉しか知らんかったし教養が少ない。

なんというか、学者とか作家の学生時代のお話は、ストイックで独創的で素晴らしいのですが、大抵どこか普通ではなく、退廃的な雰囲気を持ち合わせているのでとても好きです。

この映画もそんな雰囲気なんですが、圧倒的にみんな馬鹿(実際一生懸命になったら実話の方が頭悪いこと多いですよね)なので、なるほど青春映画だなあと思います。馬鹿してても家族が助けてくれたり、支えてくれたりしてて、のたうちまわってても保護者の庇護のもとなんだなあというあたりも、退廃的ごっこで可愛い。

でもそれよりも、愛って怖い!でも好きになるのは素敵だし捨てがたい離れられない!と思いましたし、こういった愛の形気持ち悪いって思う人もいるとはおもうんですが、わたしは大変好きでした。最近ツイッターで「性癖にささる」とか言い回し聞きますがそんな感じ。なので積極的に人にはおすすめしないかも。

ダニエル・ラドクリフが結構はまり役だったんじゃないかな。(グランドイリュージョンではおかしくなったハリーポッターだった。わざと?)

あと、レオナルド・ディカプリオの再来と言われている、デイン・デハーン。

映画観てから、やばい、この顎の細さ何、美形、これは狂わされるわ、とか思って検索したけど、あくまで映画だねーと我に帰った。でもほんと美形でして、序盤で私は心持ってかれましたので、彼だけは人におすすめして仲間を増やしたいと思う。


日本では劇場未公開でしたが、勝手なイメージBL好きはまじで好きな映画なんじゃないかと思ったり…

主人公の心が解放されていく過程がとても好きでした。

アレンもルーも父親不在だな。

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