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家族は互いに干渉しない程よい距離感が必要

今日は「夫婦のあり方」について考えてみようと思います。
私の考えは、「夫婦のあり方よりも、自分のあり方を先に考えることが大切だ」ということです。
まず、自分という土台を形作る必要があると思うのです。

ヤマザキマリさんの「歩きながら考える」に『シングル3つが我が家の距離感』という考えが書かれていました。

・・・家族旅行ですが、・・・宿泊は、3人それぞれ個別の部屋にしました。時間の使い方にそれぞれのペースがあるからです。・・・
「 一緒にいる時でも、お互いの生き方にいちいち干渉したり、自分たちの価値観を押し付けたりしない」私たち家族には、そうした暗黙のルールが確立しています。

「歩きながら考える」より引用


互いに干渉しない程良い距離感が大切」であることは、私も著しく同意します。
我が家は数年前から夫婦の寝室は別です。
そう言うと「仲悪いのではないか?」と言う人もいますが、そんな事はありません。
数年前から互いに睡眠の質が悪くなったことが、夫婦別室にした理由です。
私は、夫の寝息や体動が気になり熟睡できません。
さらに、自分の体動やイビキが夫の睡眠に悪影響を及ぼすのではないかと気になり、自分がますます熟睡できなくなったのです。
そのため、私の方から夫に「寝室を別にしよう」と提案し、今は別々に寝ています。

でも、決して仲が悪いとは思いません。
ご飯を一緒に食べ、会話をし、一緒に出かけたりもします。

また、互いの趣味も尊重しています。
夫はロードバイクが趣味で、バイクに乗る時間とバイク仲間を持ち、
私はフラメンコが趣味で、フラメンコを楽しむ時間とフラメンコを楽しむ友人を持っています。

互いの生き方を尊重していると言っても、過言ではありません。
一緒にいるときは、互いの趣味や仕事の話をして、理解しあっているのです。

ヤマザキマリさんも言っていますが、
一緒にいるだけが夫婦ではないと思うのです。
相手を尊重すると同様に、
自分を尊重する。
いいえ、相手以上に自分のことを尊重しなくてはならないのかもしれません。

自分が心地よい時間と心地よい空間を持つことが、自分の土台を形作ります。
自分の土台がぐらついては、夫婦のことにまで心を配ることができません。
自分という基礎の上に、夫婦という家が建っている、
とでも例えたら良いでしょうか?

夫婦のことを考えるのであれば、まず自分を整えることが大切だと思います。

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