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点訳紹介👀

 こんにちは。点訳者の青原勇夢です。
 今日はこれまで点訳してきたものをいくつか紹介したいと思います。

 今回は私が好きな太宰治の作品を📖

 「走れメロス」これは言わずと知れた学校の国語の授業で誰しも学んだことだと思います。手書きで1冊、タイプライターで1冊と2冊訳して、走れメロスが私の点訳事始でした👀

 「女生徒」これは太宰作品のなかで「走れメロス」に次ぐ気に入りの作品📖私が東北旅行で青森にある太宰治記念館「斜陽館」に行った時、そこのスタッフの方から「男性の方で女生徒が好きなのはめずらしいですね」と言われたことを覚えています。

 他、「美男子と煙草」、「最後の太閤」。最後の太閤は、太宰が少年時代に書いた作品だそうです!

 これは私が太宰の書籍や資料からピックアップしたものを点訳した「点訳者編纂・太宰治資料」📖太宰の年表、関係者のこと、エピソード等をまとめたものです📖
 これらの点訳本の表紙は、私のオリジナルです。


 専用の点字用紙に印刷し、タグシールにタイトルを点字に書いて貼り付けました。上のイラストは私が描きました。イラストや墨字でタイトルを載せても「目が見えない人には意味ないじゃないか」と当然思われますが、傍らにいる人が、「真ん中にタイトルと作者の顔写真があって、右下にイラストがプリントされてますよ」と教えてくれたらいいと。そこで視覚障がい者との交流ができるのです。微々たることだけど、大きくても、間違いない『交流』であり『活動』であり、その中で『学び』を得られて視野を広げていけるこれが福祉であり、繋がりなんですよね。

 点字ボランティアサークル「あおい」の点訳は、原本訳の最後に「あおいの窓辺」と題して点訳者のコラムを付けています。作品の感想や、点訳の補足、点訳者のエピソード等を載せさせてもらっています。
 現在、いくつか点訳を進行してます👀多くなったら寄贈したいと思います。その時はこのnoteでお知らせいたします。
 またいくつか点訳ものを紹介します。
                          代表 わたなべ

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