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母ちゃん飯を味わって頂戴

お昼時、焼きうどんを食べながら、ダイニングテーブルで向き合う母子。

母「そう言えば、学校始まる日、翌週に延びたのよ」
息子2「そうなんだー」

母「もはや2日延びたくらい変わんないね。どのくらい学校行かないのだっけ?」
息子2「2ヶ月?」

母「えーそんなに長い? すごいね。その間ずっとお母さんのご飯食べるんだ。お母さんの作るご飯を毎日食べるのいつぶりだろうね。4年ぶり?」
息子2「わ〜」

母「もう無いよー65まで働くからね。その時あなたいくつよ」
息子2「んー28かな」

母「さすがに家でご飯食べないでしょー。一人暮らしか結婚してるか。これを最後の機会と思って、お母さんのやっつけご飯味わって食べてよ、笑笑」


平時、子どもらの夕食は階下の義母にアウトソーシングしている。晩に母ちゃん飯が出てくるのは週末だけ。

こんなに毎日おさんどんするのは、久しぶりのこと。少ないレパートリーをフル稼働。
昨晩は手抜きして、手巻き寿司にしちゃった。唐揚げもハンバーグも餃子もまだ作ってないなぁ。

先日、息子1が天ぷらを揚げてくれた。自分で大量に竹輪を買ってきて、山盛りの磯辺揚げができ上がった。猛烈に食べたかったらしい、笑。南瓜をカットするのに苦戦して、不格好はご愛敬。

息子2は調理実習で作った鮭のムニエル。別の日に動画で観たらしいペペロンチーノを作ってくれた。自分から作ると言ってくれたのが、嬉しかった。
どれもすごく美味しかった。

なんでも自粛の毎日だけど、こんな時にしか出来ないこともある。思い出のひとつに。

。。。

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