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子どもが「やりたくない」って駄々をこねたら~

今日は、受講生さまの質問でけっこう多いご相談について!

子どもが「宿題やりたくない」「ごはん食べたくない」など、「やりたくない」と言っていう事を聞いてくれない時、

ママ達のイライラがわいてきて、または、困ったわ、どうしよう?ってなりますよね!

これを、親も自分の「感情と言動」を分けて考える、トレーニングのチャンスと捉えて下さい。

感情的には、腹が立ち、何言ってんの、宿題やらないと先生に怒られるよ!
(と、脅したくなる…)

ご飯食べないは、そう、じゃ、明日からも食べないのね!
(と、意地悪したくなる…)

まあ、こんな、感情がわいてきても、

それは、それ、そんな自分を、ダメや親、大人げない、と思わないで~(笑)

私たち世代は(20代~40代ぐらい)自分の親から、こう言われ続けてきたはずです。

だから、とっさに、こういう言葉が浮かんでくるのです。

怖いけど知っておいて、子育ては、世代を越えて影響が続くのです。
(どこかで変えない限り!)

では、ここで、親も、自分の感情を認めてあげた上で、感情と言動を切り離します!

”子育て”は教育である!ことを思い出して~、「やりたくない」病にかかってる、この子にこれをやってほしい時は、どうしたらいいかな?と冷静な対応を、大変だけど、意識するのです。

脳科学的にも、感情的になっている子どもの脳は、感情に押されて「思考停止」状態です。(大人もそうですよね~(笑))

この状態で、親が何を言っても言うことを聞きません。

というより、耳に言葉が入ってこない感じです。

だから、子どもの感情に親の感情をぶつけても、言葉は入ってこないし、威圧的な親のエネルギーを感じて、ますます「やりたくない」ってなっていきます。

ここで必要なのが、まずは、子どもの感情を落ち着かせることです。

そこで「共感」の力を使います。

「やりたくないんだね」

「どれくらいやりたくないの?」

①「少しだけ?」

②「すごく?」

③「メチャメチャすごく?」

質問で、子どもの感情的になっている脳を、理性的な思考を使う方向に誘導するのです。

そして、お子さんが、今「〇〇だよ!」って1つ選択したら、

そうなの「すごくいやなんだね」とその気持ちに共感します。

ここで、一旦、落ちつかせたら~

「じゃ~何からだとできそう?」

「じゃ~何からだと食べれそう?」(※すぐには言わない)
って一緒に考えてあげます。

まあ、お子さんの年齢によって、言葉は変わりますが、話の順番は変わりません。

一見すると、親にとって、こういう時って、どうしたらいいのか、わからなくなって、もうイヤってなりそうですが…

見方を変えると、親としての大きなチャンスなんです。

では、ここから…

「じゃ~何からだとできそう?」と、お子さんの年齢によっては、一緒に考えてあげて下さい。

子どもは、物事を段階ごとに分けて考えることが苦手です。

例えば

●「お風呂に入りたくない!」も
⇒「じゃ~何からだとできそう?」から

①まずは洋服を脱いで選択カゴに入れてくれる?

②入浴剤は、好きなの選んでいいよ。今日はお風呂はグリーン色かな?それともピンク色かな?

●また「宿題やりたくない!」も
⇒「じゃ~何からだとできそう?」

①漢字を読むだけやってみる?

②先に、好きな算数やっちゃおうか?

子どものこころが 落ちついてから、次にやる事を段階ごとに分解してできそうな事を提案してあげましょう。

その細かく分解したステップを実行したら、すかさずほめて下さいね。

幼いお子さんであれば一気に表情が変わります(*^-^*)

それでも、ぐずる時は、「いやだよね~~(共感)じゃあ、一緒にやろう?」と、仲間になってあげて下さい。

そして、達成した時に、2人でハイタッチです(微笑)

お子さんの「やりたくない」って駄々をこねた時など、子どもの「感情のゆれ」は親子のきずなを深めるチャンスになり、

自分の感情のコントロールをどうしたらいいのか?という、

「こころの取り扱い方」を、親が自らの言動で教えるチャンスであり

何よりも、親であることを感じるチャンス!だと思っています。

こんな根気のいること親じゃないとできませんよね。(*^-^*)

子育ては「人を育てる」仕事です。「人を育てる」って根気がいります。

この根気を、どうせなら楽しみましょう!

エージェントメール小3

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