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ヴィンテージブーム

イモトアヤコさんの文章が好きだ。

たまたまインスタを見ていたときに
「よかん日和」に出会い、
コラムを拝見した。

世界各国を飛び回っているし、
バラエティでのさばさばした喋り方と、
その運動神経のすごさから、勝手に豪傑なひとをイメージしていたのだけれど、
繊細であたたかで、読み手のことを想って言葉を紡いでいるような文章が心地よく、
読んだらほっこりしたり、
ウンウンと共感したりする。

そこでこの文章を読んだ。

ヴィンテージ…
魅力的な言葉である。

わたしは服が好きだ。

学生時代はお金もかけられないし、
当時は今ほどファストファッションも無かったので、
よく古着屋さんで買い物をしていた。
ニット帽やスカート、デニムなど、
古着屋さんのものは独特の雰囲気があって
かわいい。
しかも安い。
工夫して着るのがたのしかった。

就職して自分でお金を稼ぐようになってから、
値段を気にしすぎることなく、
好きなものを着られるようになった。
さりげないデザインのワンピースとか、
繊細な素材のニットとか靴とか。
好きだった古着屋さんがたまたまなくなってしまったこともひとつの原因だけれど、
自分で稼いだお金で自由に好きな洋服を買うのがたのしかった。

そして今。
また、古着屋さんであつかっているような、
雰囲気のある服に惹かれている。
今はまさにイモトさんのように、
子育てで汚れることを想定して、
ワクワクする服を着ていなかったのだけれど、
このコラムを読んでおしゃれしたいと思った。

現在、第一優先は汚れても気にならない服。
子育てをストレスなくするために、それは理にかなっているし、乾燥機にかけられるものだから
洗濯のストレスも減っている。
でも、やっぱり好きなものを着たくなってきた。

帽子やイヤリング、スニーカーなら、
今でもあまりストレスなく気に入ったおしゃれが楽しめるため、
この三点はほんとうに好きなものを選んでいる。
しかし、買ったばかりのイヤリングも先日片方落としてしまった。やっぱりおしゃれはまだ先かもしれないけど。

このイモトさんの服、良いなあ。
文章からも、ご本人が心からワクワクして着ているのが伝わってくる。
とりあえず、新しいものを買う前に、
いまのクローゼットを見直してみよう。

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