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#8.コミュニティビルダー×おにぎり屋×WSD

(1)普段おこなっている活動を教えてください

■お仕事
WATという会社に所属し、その中でコミュニティビルダーというポジションに就いています。
WATはいろんな地域や企業のオフィスでカフェを運営している会社で、食を通じてコミュニティや賑わいをつくることを掲げています。
コミュニティビルダーは、それらカフェを起点として、そこに暮らす・働く人たち同士の交流が生まれる場や仕掛けづくりを企画運営をする仕事をしています。

■ワークショップにまつわる活動
コミュニティビルダーという職業上、毎月様々なイベントを開催します。
現在はワークショップ形式でのイベントはそう多くないですが、実際にイベントとして企画・運営したり、また企画会議でワークショップを取り入れることもあります。

(2)WSD受講のきっかけは?

当時働いていた会社では、社内の育成・研修の部門に所属していました。
中でも会社が力を入れていたのが「実践力を開花させる」ことを目的としたオリジナルのワークショップ開発で、そのプログラムの構築や講座の企画・ファシリテーションをメインで担当させていただいていました。

ただわたし自身、研修開発やファシリテーションに関して独学で進めていたため、一度きちんと体系的に学びたいと思いそのような学習の場を探していたところ、WSDにたどり着きました。

(3)WSD受講で最も印象に残っていること

とにかく実践することが講座の中心で、その中で自分が何を感じたか・何を考えたか、がすべてであり、いわゆる”正解”がもらえるわけではないので、「はたして自分が得たかったことをここで得られているのか」というもやもやを感じていました。
そんな中、毎回終わったあとの「リフレクション」の場で、みんなの考えや視点を聞くことで、自分がいかに限られた視野で物事を捉えていたか、凝り固まった考え方になっていたかに気付くことができました。

あとは、受講生が老若男女いろんな世代や職種の人が集まっていて、でもみんな同級生としてフラットな関係性がとても貴重で面白い環境だったなと今振り返っても思います。

その当時の同期メンバーとは、その後もプライベートだったりお仕事だったり個人の活動だったりと、いろんな面での縁が今も続いていて、「受講して終わり」ではないのがWSDの良さだと改めて感じました。

(4)現在の活動に活かしているWSDでの学び

実際に場をひらく場面においては、身体的にも心理的にも「安心安全な場」であることを前提として設計する癖が付いていると思います。

あとは、いろんな立場や視点・いろんな考え方の人がいるということ、それをちゃんと受け入れることを忘れないようにしています。

(5)これからの展望

最近、「おにぎりを握ること」が好き過ぎて、個人的なおにぎり屋を始めました。

店舗を持たないおにぎり屋で、ポップアップ出店というかたちでいろんな地域に出向いてます。その土地土地でいろんな人と出会えるのが楽しいです。
あとは純粋にとにかく「おにぎりを握ること」が好きなので、何かワークショップ的なことも開いてみたいなーと考えてたりしています。

イベントへの出店やワークショップの開催など、「おにぎり」がその場のお役に立てそうなことがあれば、ぜひお気軽にお声掛けください!^^

DSC09930 - 吉武美紀


「おにぎりを握ることが好き」ということでおにぎり屋をはじめてしまう行動力が印象的な吉武さん。普段のコミュニティビルダーとしてのお仕事も、おにぎり屋さんも「安心安全な場」であることを前提に場づくりをされているのだなぁと思います。インタビューにおこたえいただき、ありがとうございました!

■吉武さんが所属する「株式会社WAT」はこちら

■吉武さんのおにぎり屋「おにぎりこよし」はこちら