席を譲る行動

本日「開運館 上野マルイ」にて鑑定してきた青鳥(あおどり)なのです。
今日も天気が良く、気温も高めなのです。段々春めいてきているなあ、なのです。

そんな春めいている東京の生息地域。
いつもの電車に乗って上野に向かうとき。
一人の方が乗り込んできたのです。手には白い杖。目の不自由な方のようです。
その人が鳥類の隣に立ったのです。
目の前に座っている人たちは、一顧だににせず。視線をその人に向けたりもしないし、気にもしない。
誰も動かないのです。

まあ、通勤の人たちだし、少しでも休んでいきたいんだろうなあ、なんて思うのです。

が後ろから誰かがその人に声をかけたのです。
「こちらへどうぞ」と、自分が座っていた席を譲られたのです。
そちらに案内されて杖の人は座り、案内した人は、鳥類の隣、杖の人がいた場所にやってきたのです。
鞄から本を取り出して、静かに読み始めたのです。

この方の行動がとてもスムーズで、さりげなかったのです。当たり前のことをしている、なんてことも感じさせないくらいに、普通の行動に見えたのです。

さらりと出来る人、見えているのに見えないフリをした人たち。
いざ、そんな状況になったとき、自分もしっかり行動しよう、なんて思った青鳥なのです。


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