「いつか」はこない
今日も暑かった東京の生息地域の青鳥(あおどり)なのです。
いや、秋分の日を終えたばかりだというのに、半袖じゃないといられない気温、なのです。
東京の夏って、いつまでなのかな、なのです。
そんな暑い一日、ふと「面倒くさいから、部屋のもの全部捨てたい」なんて思ってしまったのです。
実際にはしないのですが、そんなときもあるのです。
押し入れに深くしまっている、使わないあんなものこんなもの。
もう着ない服、着れるかなと仕舞ってある服、などなどよく考えたら「いらないよねえ」というものたち。
「いつかは使うのでは?」なんてモッタイナイ魂でとってあるのですが、よく考えなくても、それらが陽の目を見ることはないのです。
捨てればいいのに、しない。
面倒だから、というのも理由のひとつなのです。
もうひとつは、
「いつか使うかも」
なのです。
良い歳してわかっていることは、そんなタイミングはよっぽどでなければ来ない、ということ。
だから大いに捨ててしまって構わないのです。
さて、折りをみて捨てていこうか、と決心できた青鳥なのです。
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