善悪がわかるころ

今日は「デックス東京ビーチ 占い横丁」にて鑑定してきた青鳥(あおどり)なのです。
今日もお天気が良いし、お台場海浜公園駅にはたくさんの人が待ち合わせをしていたのです。
どこかの商業施設へ待ち合わせて行くのかなあ、なのです。
館内は先週よりも人出があって、賑わっていたのです、お昼から。

「占い横丁」の斜め前に駄菓子屋さんがあるのですが、そこにも大人から子供まで訪れていたのです。
すると、一人の小さな男の子が手にお菓子を握りしめて走り出していったのです。
しかも、一人きりで。

なんだか違和感があるのです。
幼稚園ぐらいの子供が、それだけを握りしめて走りだすだろうか?
直ぐに、お母さんが出てきたのです。
お兄ちゃんに「これ持って、ここで待ってて」と、言い置いて、速攻で駆け出したのです。
お兄ちゃんは、駄菓子やさんの買い物籠を持たされてそこに立っていたのです。

お母さんは確保した小さい弟くんを抱き抱えて、戻ってきたのです。
弟くんの手には、さっき見た駄菓子がしっかりと握られていたのです。
籠にきちんと商品を入れて会計しようとしていたところを見ると、弟くんは会計前の商品を店外に持ち出してしまった、ということになるのです。

弟くんに罪の意識は無いものと見受けられるのです。ただテンションが上がって、直ぐにでも手に入れたかったのかな、なのです。
それでも会計前の商品を持ち出すのは犯罪なのです。

「罪」ということを理解していないような行動なのです。それでも「お店のものは会計を済ませてから」と、教えられているはず。
そう、思いたいのです。
小さな子供に「いけないこと」をどうやって教えていくのか。
難しいなあ、なんてぼんやりしながら思った青鳥なのです。


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