ボロボロの靴の女の子

今日は「開運館 上野マルイ」にて鑑定してきた青鳥(あおどり)なのです。
お天気がいいのです。
良いと、どこかへ行きたくなるのです。
まあ、今日は上野に行かなければならないので「どこか」へは後回し、なのです。

昨日はお天気が良くて休日だったせいか、親子連れを見かけることが多かったのです。
両親も子供もダウンやコートを着て歩くのです。
ちょっとおめかししている家族連れもいるし、普段着だけれども清潔感のある出で立ちの親子も。
それぞれが楽しそう、なのです。

その親子連れもそうだったのです。
行楽の帰りの夜の電車内、なのです。
座席に腰かけて、両親と女の子が楽しそうにしているのです。
着ているものはこざっぱりしていて、好感がもてるものなのです。
家族でジーンズ姿が可愛らしいのです。

ふと、足元を見たのです。
両親は新しめのスニーカーなのです。ピカピカなのです。
女の子は・・ピンクの可愛らしい靴なのです。小さな靴がより愛らしさを加速させるのです。

その靴がボロボロでなければ。

爪先のほうが、ボロボロで雨でも降ったら確実に中まで濡れてしまうものなのです。
それでも側面のピンク色はきれいな色を保っているのです。
爪先のゴムで覆われている部分が酷い有り様なのです。

どうして、そんなことになっているのだろう・・気になって観察してみるのです。
じっとしているのがつらくなったのか、女の子はグズリはじめ、両親の間に入って体をブラブラさせはじめました。
そのときに、両親の方肩に手を掛けて、爪先立ちになってブラブラするのです。

ああ、なるほど。なのです。

こういう行動が、あの爪先に関係しているのかな、なのです。
そうなると癖のようなものなので、爪先の部分は痛むのが早いのかもしれないなあ、なんて思うのです。

なんにせよ暗い背後がなさそうなので安心はしたのですが、それとは別に新しい靴を用意して欲しいなあ、と思ったりした青鳥なのです。

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