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小説の書き方_物語の展開を考える時のルールについて

こんばんは、碧木です。
2023年2月25日より「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」という小説を書いています。

今日のテーマは「物語の展開を考える時のルール」についてです。
初めましての方は一部ネタバレもあるかと思いますので、ご留意ください!
では始めましょう!


《物語の展開を考える時のルール》

私は登場人物たちの設定を考える時に以下をルールとしています。
①正義のヒーローを作らない
②大人に頼るところは大人に頼る
③登場人物たちの過去を滲み出させる

《①正義のヒーローを作らない》

私の小説の中で主要な登場人物たちは高校生や大学生です。
悩みがあったり、決断ができなかったり、思ったように動けないといった場面が存在すると思います。そのため、ヒーローモノではなく、青春小説にしようと心がけています。
例えば、22話の体育祭での戦闘シーン。ヒロインである柊が敵から攻撃を受けて怪我をして動けなくなってしまいます。ヒーローモノであれば、主人公である永遠が迷わず敵を撃退すると思いますが、16歳の高校1年生の永遠がここで迷わずに戦えるイメージが沸かず、彼が壁にぶつかり克服するまでのシーンを描きました。
私の登場人物たちは良く悩みもがいていますが、物語の展開とともに彼らが成長したシーンを描けるようになって来て作者冥利に尽きるなと思っています。

《②大人に頼るところは大人に頼る》

小説だけではなく、漫画やアニメでも、「え?こんな状況で大人が出てこないの?」と思ってしまうことがあったので、私の小説の中では、大人が出てくるところは大人が出てくるようにしています。
本部の本部長である芝山晴や、かかりつけ医の東雲美鶴、警視庁の佐奈田洸士郎がそうです。
大人が助けすぎだよ!とならないように、主要の登場人物の中で大学生を混ぜて、ある程度の行動は完結できるようにしています。そういった部分で大学生でサポート役の入江智大の存在は物語を進める上でとても重要です。

《③登場人物たちの過去を滲み出させる》

たくさんの登場人物がいる「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」ですが、それぞれの登場人物には今までの人生の足跡があり、何かしらの影が存在すると思っています。
その影を予め具体的に描いていることで、彼らの行動や感情にどのように作用するかを深堀りしながら書き進めています。
今後明らかになっていくと思いますので、引き続きお楽しみ頂ければ嬉しいです。

《最後に・・・》

今日も読んでくださり、ありがとうございました。
私が書いている小説「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」にも興味を持って頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします。

☆note

☆カクヨム


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