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会話ナルシズム



最近の興味。
それは、自分の話ばかりする先輩について。

プライベートな付き合いはなく、
仕事でしか関わらない人ではあるが、
気づけば自分の話に持って行くプロなのだ。


詳しくは書けないけれど、
その人は立場上メンバーの相談に乗って
結果につながるアドバイスをする役割を担っている。

けれど、相談がスタートすると
いつのまにか話の雲行きが怪しくなり…
「あ、これは」と思った頃にはもう遅くて。
とにかく「私は〜」「私も〜」「私の場合〜」と、
向こうのターンに持っていかれるのである。


悪い人ではないし、
話していると笑いが溢れることが多い。
でも、「会話どろぼう」っぷりは常に揺るがず、
ある意味すごいな〜と感心してしまい、
こうした特性について調べてみた。



たどり着いたのは「会話ナルシズム」という単語。


一言で言うと、
『私の話を聞け系ナルシスト』ということらしい。
(説明文にめちゃくちゃ笑った。)



こうした気質を持つ人を
いわゆる会話ナルシズムと呼ぶらしいが、
なるほど納得!と思う反面、自分を振り返る。


楽しく会話しているつもりでも、
ふと「会話をとられたな」と感じることは
誰しもあると思う。私もある。

でも、会話が盛り上がるにつれて
「そういえば私も〜」とつい言ってしまうことも、
もちろんある。


そんなとき相手から「会話どろぼう」なんて
思われてる可能性だって、きっとある。

何が言いたいかというと、
誰もが『会話ナルシズム』な一面を秘めていて
その一面を外に放出するかどうかは
コミュニケーション能力に左右される気がした。

これは私の見解。




ナルシズム、奥が深くて興味深い。



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