見出し画像

友達、サヨナラ。

楽しみにしていた予定は
モクモクと暗い気持ちに覆われて幕を閉じた。


厳密に言うと
行く前から曇りそうな気配はあって
ドキドキしながら向かい、予感が的中した。



友達って何だろう。


私は人生において友達付き合いを重視していて
自他共に認める人情派で義理堅い。


この歳になって遊んでいる友達は
もう何年も続いている子ばかりで昔から大切にしてきた。つもりだ。


でも、
私が大切にしてきた友達って一体何だったのだろう。


そんなふうに考えてしまうほど
ここ数ヶ月はずっと浮かない気持ちだし、
そう思わざるを得ない出来事が続いている。


何かをやらかしてしまったのか。
無自覚に傷つけてしまったのか。
友達ラブな気持ちが重すぎたのか。


まずは自分の欠点を探す癖があるので
ここ最近を遡って考えてみる。


でも、それ以上に、


見下したような冷たい目。
明らかな無視。
不機嫌な対応。
無関心。
他人との対応の違い。


どうしても被害者意識が強くなってしまう。


ただの被害妄想ならそれで良い。

十数年もつるんできたからこそ
表情や態度でわずかな違和感をキャッチしてしまうのだ。

そんな自分がものすごく面倒くさい。



先日Twitterで
"相手の嫌なところがたくさん見えるのは距離が近すぎるから"
というツイートを目にした。


あとは
"仲が良い人と離れることを恐れないで"
というニュアンスのツイート。


いつもの「まぁいっか」精神が稼働していると
自分ごととして感じずスクロールしていただろうに、
今回ばかりはグサリと胸を刺された気分だった。



友達って何だろう。



足りないものを埋める手段?
比較して安心するためのツール?
寂しさをかき消す安定剤?


あの子たちは
私のことをどう思っていたのだろうか。


離れてみると決めたけれど、
少しでも良い思い出が残っていると良いな。


離れてみると決めたけれど、
また昔のように戻りたいとも願う。


そんな今日は、久しぶりに悲しくて泣いた日。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?