みやま

海外での仕事、就職、転職について書いてます。海外でがんばる人、興味のある人の参考になれ…

みやま

海外での仕事、就職、転職について書いてます。海外でがんばる人、興味のある人の参考になればうれしいです。 Data Analyst

マガジン

  • 外資系Consumer Goods

    外資系Consumer Goodsに関してのあれこれ

  • イギリス地方都市の就職・転職活動

    日本やロンドンではなかなか味わえない経験をもとに綴っています。 イギリスで就活をがんばってる人、これから就活しようとしてる人、海外での就職転職に興味がある人の参考になれば幸いです。 <現職> Analyst @ 英CPG

最近の記事

現地就業実績があると転職が段違いに楽になった

昨年、1年の就活を経て現地の中小企業で職を得た。イギリスでの初めての就活はとても苦しく、誰も自分を雇いたくないのではと思えて悲しかった。 半年余り現地企業で働きながら、再度就活をすることにした。理由は色々あるが、新しい親会社の方針に馴染めなかったことと、非常に信頼している上司が辞めることになり、モチベーションを保つことが困難になってきたからだ。 就活を始めると、前回の就活とは違う面が多く見えてきたので整理してお伝えしたいと思う。 書類通過の確率が高い 私見ではあるが、

    • イギリスで就職するためのコツ

      私の就職が決まった時、周囲の人からコツを聞かれました。先に言ってしまうと、効率よく就職までたどり着ける魔法のようなHackなどはないです。そして、運という要素が非常に強いことも覚えておきましょう。 就活というプロセスは、自分の思い描く理想を追えば追うほど、自分の置かれている現実と対峙することになり非常に辛いです。自分の醜い、至らない事実を直視することは辛いですが、その辛い状況をやり切った人だけが見える世界があります。 諦めない就活をしていると、もういいかな…と思う瞬間が何

      • 職歴普通の人がイギリスで就活する際の心構え

        イギリスに限らず海外で就職活動をする際に、心構えとして知っておいた方が良い一般的な前提について書いてみたいと思います。私の個人の見解なので、全ての人に当てはまる内容ではありません。私の経歴をざっと書くと、日本の大学卒→日本で新卒→YMS→日本で外資系メーカー→渡英という感じです。有益な資格は一切なく、経歴もソフトスキル満載のジェネラリスト、ハードスキルはExcel(高度)、SQL、Tableauくらいです。帰国子女でも留学経験者でもないですが、英語はかなり話せます。 非イギ

        • 面接準備 - Competency based questions

          Competency based questionsとは何か 英米系の面接の多くがCompetency based interview questionsというものを導入しています。簡単にいうと「ある一定の状況であなたならどういうアプローチをしますか?今までの仕事での経験を具体例として織り込んで答えて下さい」という感じになります。これを多くの企業が使う理由はいくつかありますが ・仕事や周囲への人への向き合い方がある程度わかる ・論理的な思考能力がわかる ・即時対応能力がわか

        現地就業実績があると転職が段違いに楽になった

        マガジン

        • 外資系Consumer Goods
          0本
        • イギリス地方都市の就職・転職活動
          13本

        記事

          イギリスでの面接はどんな感じなのか

          だいぶ間が開きましたが、未だに就活中です。以前との違いは、ある程度面接の数をこなしたことで要領がつかめてきたので、闇雲に応募することをやめて選り好んだポジションだけに応募する方法に戻したことです。 CVが一定確率で面接に結びつくようになったので、今度は面接の内容を実践を通してファインチューンしている感じです。私はここ10年日本企業と面接をしたことがないので、今時の日系企業の面接スタイルはわかりませんが、欧米企業は日本でもイギリスでも基本的なスタイルは変わりません。今回は、欧

          イギリスでの面接はどんな感じなのか

          面接に呼ばれない時に確認したいこと(CVのサンプルあり)

          私は移住当初、就活に非常に苦戦しました。応募しても全く面接に繋がらないため、かなり落ち込みました。そこでCVを書き直したところ、面接に呼ばれる確率が格段に上がりました。 このページの最後に、CVの書き方サンプルを置いておくので、気になる方はどうぞ。 CVを書き直す面接が来ない理由は2つくらいしかなく、ひとつはスキル不足、もうひとつはCV。私の場合に限定すれば、スキルは募集されている仕事の8割くらいは満たしている場合が多いので、CVしか考えられませんでした。スキル不足だった

          面接に呼ばれない時に確認したいこと(CVのサンプルあり)

          イギリスで初めて面接をした話

          とうとう面接が入った。面接が入った話はこの後少しずつ書いていこうと思うけど、米系の大手メーカーの面接があったのでメモがわりに内容を書きたいと思う。 ダメ元で応募した米系の大手メーカーのSr.Analystポジション、応募後3週間弱経った頃に面接に進んだ旨のメールが来た。私は今までB2Cの仕事をしていて、そのポジションはB2Bのポジションだったので正直驚いたと同時に、ようやく少し前進したことで安堵した。仕事を探し始めて3ヶ月弱経っていた。 HRとの面接いわゆるグローバル企業

          イギリスで初めて面接をした話

          CVの書き方(専門が複数ある場合)

          何件かメッセージをいただいたので、潜在的に聞きたい方がいるのかしら?ということで書こう。 仕事って何かひとつの専門だけやってるとは限らない私の場合は営業企画+アナリスト+データ管理の3つが常にセットで仕事していたのだけれど、必ずしも全部がひとつのポジションとして用意されるわけじゃない。なので、応募する時も少しアレンジが必要だ。応募するポジションによって、営業企画のことばかり書いているCV、アナリストしかしてない様にしか見えないCV、コンビネーションCVとかなりのバリエーショ

          CVの書き方(専門が複数ある場合)

          LinkedInとは何か、どうやって使うのか

          私は基本LinkedInさえ用意できていれば、就活準備の8割は終わったものと思ってる。 なぜ日本ではLinkedInがあまり普及してないのか1. 日本企業のほとんどが使ってない、使い方知らない 2. 日本の採用文化と合致しない 3. 英語ベースのプラットフォーム(日本語でも良いけどあまり意味ない) 4. 実名でやらないといけない、プライバシー 5. CV文化に慣れてない 前の記事で書いた通り、日本でも外資系での転職活動ではLinkedInとリクルーターの両方を駆使

          LinkedInとは何か、どうやって使うのか

          イギリスでの就職活動の仕方(LinkedIn、検索サイト、リクルーターとかの話)

          日本にいるときに外資系で働いておいて良かったと思うのは、欧米での仕事の探し方とかに迷わなくて良かったことが一つあると思う。欧米のグローバルな会社は、どこもだいたい似たような形で採用活動をしているので、その様子をざっくりでも知っているだけで少し安心だ。(だからって仕事にありつけるわけではない) さて、イギリスで仕事を探すときにどうすればいいのか。まず、自分自身の用意としては前に書いた通り、どういう仕事をしたいか決めてCVを書く。そこまでできたら Job検索サイトで自分の職種

          イギリスでの就職活動の仕方(LinkedIn、検索サイト、リクルーターとかの話)

          自分の特性を活かすか(日本語を使った仕事をすべきかの話)

          日本にいて英語が話せると給料が100万円は多くなると思っている(個人の感想です)。日本人が英語が苦手であるが故に、そのレベルで?っていう英語でも仕事に就けてる人をたまに見かける。そしてそれは個人の特性と呼べるわけだ。私もイギリスでワーホリして英語上達したので、帰国後結構すぐに有名な外資系2社からオファーをもらえた。 翻って今の私 in North Englandの厳しい就職戦線。頭の中で考えることは「どうしたらインタビューまで行けるのか」「どうやって最後の一人となりオファー

          自分の特性を活かすか(日本語を使った仕事をすべきかの話)

          ジェネラリストとスペシャリスト(日本と欧米の仕事の違いの話)

          日本の場合(ジェネラリスト)日本の会社で仕事をすると、2~3年程度で異動があり、異動前と異動後の仕事が全然異なることも少なくない。昨日まで広報だったのに、今日から総務とか。日本的な会社であればあるほど、どんな部署でも活躍できる人を育てたがるし、全ての部署で仕事ができることが良い従業員と評価する会社も少なくないと思う。 私が日本の会社で働いた時に、そこがすごく嫌だった。自分の専門性を築こうにも、3年かそこらで異動になり、深めていく前に終わり。はい、次の部署でまたうまいことがん

          ジェネラリストとスペシャリスト(日本と欧米の仕事の違いの話)

          今後の戦略(数年単位の長期戦も覚悟し始めた話)

          イギリスでは外出規制がより強化されて、イギリス南部では実質的にクリスマスはキャンセル。北部も、クリスマス当日以外は外出自粛しろってことになった。この状況は、変種のコロナの感染拡大抑制のため、ワクチン接種があらかた完了するまで続くかもとMatt Hancockも言っているので、相当尾を引きそう。大陸ヨーロッパ各国が国境を閉めはじめ、もはや人の移動のみならず物流も危うい状況。 物流といえば、BrexitがNo dealになる可能性も高く、イギリスの会社は相当な量を駆け込みで輸入

          今後の戦略(数年単位の長期戦も覚悟し始めた話)

          CVの書き方(日本人が思う日本人の良さは捨てる話)

          CVとは何なのか CVは日本語だと職務経歴書かしら。履歴書とは少し違います。そういう話はインターネットのどこでも見つけられるので、ここじゃなくても良いんで飛ばしましょ。 CVを書くということは、要するに自分の強みを前面に出すということ。私、ここがヤバイんです。という部分を書き出して、自分の仕事で達成したことの集大成をA4用紙2枚に収めると。 CVは担当業務の羅列じゃない私も書いていくうちに勘違いしてしまうんだけれど、業務の羅列じゃないんです。これ担当してました、あれやって

          CVの書き方(日本人が思う日本人の良さは捨てる話)

          面接に呼ばれるCVを書く方法(人間&Application Tracking System攻略法)

          イギリスでの就活で日本と違うな、と思うことの一つに応募件数の多さが挙げられる。職種を問わず非常に多く、英語圏だけあって世界各国から応募がある。1件の募集に数百もの応募があったりするそうだ。これは事務職に限らず、サービス業などでも同様のよう。 そんな苛烈な競争の中で、Hiring Managerやリクルーターが活用しているのがATS(Application Tracking System)である。ATSは、オンラインで応募をした際にCVを自動的に読み取り、指定した言葉や職歴な

          面接に呼ばれるCVを書く方法(人間&Application Tracking System攻略法)

          職歴とバックグラウンド

          はじめまして、イギリスで会社員をしているみやまです。イギリスの地方都市での就活のことや、会社員としての日々を綴っています。簡単な経歴とバックグラウンドをここに書いておきます。 夫の仕事で、縁もゆかりもないイギリスの地方都市に数年前に移住しました。夫がスポンサーの配偶者ビザを持っていて、Skilled Worker Visaなどではありません。 略歴 大学卒業後、日系の小売企業に新卒入 YMS(ワーホリ)で2年間ロンドンに住んで、小売業と運送業でバイト 日本に帰国し、

          職歴とバックグラウンド