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「自動翻訳大全」発売されました

先日、アメリカの方とオンラインミーティング日時を決めるメールで大失敗しました。悲しい思い出とともにこんにちは、青葉みおです。

編集を少しお手伝いしました、三才ブックスさんの本
「自動翻訳大全」
が2020年10月5日に発売されました!

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自動翻訳、いわゆる翻訳アプリや機械翻訳、翻訳端末に特化した本です。

「自動翻訳大全」はどんな本?

メインは英語の話ですが、機械翻訳やアプリは多言語対応のものがほとんどなので、本の後半は中国語や韓国語、ドイツ語やイタリア語なんかにも応用できます。

「自分で完璧な英語を覚えなくて済むよ、機械翻訳(AI)やアプリで済ませちゃいましょ!」というコンセプトなので、仕事上でやむなく英語を使うことになった人(気が付けば私もそうなっている…!!)向け。

具体的には、英語のメールをやり取りする必要がある、店の客に外国人がよく来る、英語のホームページを読む必要があるという人に向いています。

中身の一部をちら見せ。

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ここまでがもくじ。

後半、翻訳アプリを使いこなす記事。

機械翻訳や翻訳アプリにより最適化した「読む」「書く」「話す」「聞く」方法を紹介。

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特に私がおもしろかったのは「聞く」で、スピーチやプレゼンといった外国語を長時間聞く場面で、アプリを使った翻訳方法と最適なアプリを紹介しています。
実際に使っている人が書いた記事なので、「このアプリはよく落ちる」「これは○○は得意だが、××みたいなシチュエーションは苦手」といった実用的なノウハウが豊富です。

これ、記事ではプレゼンなどのビジネス用途向けに書かれてますが、字幕の付いてないYouTube動画やゲーム実況なんかでも、音声をスマホで拾って翻訳したりできるんです。

ほかには、あまり翻訳アプリに詳しくなくて、自分の仕事環境だとどういうアプリが最適なのか知りたい人に特に向いています。接客業ならこれ、ホテルならこれ、このアプリはログが残るので記録を取りたい人向け……といった具合に、特徴とともに詳しく紹介しています。単語のカスタムが可能な翻訳アプリもあります。

来年オリンピックが実施されるなら、海外からのお客様は増えるはず。まだコロナの影響があり仕事がそこまで忙しくないうちに、スマホに翻訳アプリを入れて試しておくのもいいと思います。

この本の注意点(含まれていない内容)

ただし、この本の購入を考える方は、この2点にご注意ください。
・翻訳ソフトにDeepLが入っていない(Google翻訳の記事がメイン)
・ZOOM向けの翻訳ツールが「そこまでは」紹介されていない
※オンラインミーティングでの翻訳ツールは143ページから。オンラインミーティングができる「Microsoft翻訳」などが紹介されてます。
日本語、英語、中国語、ドイツ語の4言語でミーティングした実例に触れています。

本の執筆はコロナ前に終わっていたこと、DeepLにはスマホアプリがない点などが理由です。まさか半年でここまで世界が変わるとは思っていませんでしたよね……!

2020年10月現在、アカデミック翻訳はDeepLが一般的になりましたが、ライト層の方向けにはまだまだGoogle翻訳が主流です。

こんな人は買って損しない!!

お仕事で割り切って英語と付き合いたい方、多言語対応が必要だけど自分で全部覚えていられないという方にうってつけの本です。性能が大幅UPした機械翻訳を活用して、仕事をスマートに進めていきましょう!

ちなみに、海外の人には24時間表記で時間を伝えない方がいいです。am pmを付けた12時間表記が一般的だそうですよ……!!(私が英語メールで失敗した理由)

ビジネスで英語を使いこなす坂西優社長と、関大教授の山田優先生のダブル優コンビによる、実際に外国語を使っている人ならではのノウハウがたっぷりの本です。
ぜひ、お手元に1冊置いてみてください。
https://www.amazon.co.jp/dp/4866731931

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