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僕が冬を好きな理由

こんばんは、青葉です。

朝目覚める、低血圧のせいか、起きようという意志が弱いせいか、いつも布団から出ない理由を寝ぼけた頭で考えつつ、布団の中でモゾモゾして冬を感じる。

そろそろ起きあがるかと覚悟を決め、お湯を沸かしてコーヒーを淹れて一口。
猫舌というほど熱いものが苦手でもないが、冷え切ったキッチンでホットコーヒーをゆっくり飲み冬を感じる。

仕事が終わり帰路に就く、外気で冷え切った車に乗る瞬間に冬を感じる。

寝ようと思い電気を消した矢先に掛け布団に潜り込んでくる猫。
寒いのか、大好きな飼い主である僕と一緒に寝たいのか、冬を感じる。

最近ふとした瞬間に冬を感じることがある。
歳を重ねるにつれ、季節を楽しむことができるようになってきた気がするのはきっと気のせいではないだろう。

学生の頃には見向きもしなかった桜並木、花や草木が生い茂る道が恋しくて春がもう既に待ち遠しい。

でも今は12月で、何をどう考えても冬で、冬が寒いのは当たり前で、僕は暖まろうと日々努力する。

僕は冬が好きだ。



防御力の高そうな服装が好き。
ゲームの世界のように装備品にパラメータが存在するとしたら、僕は防御力高めの装備を常に身につけていたい。
半袖のTシャツなんてきっとちょっとした攻撃でやられてしまいそうだから。

今年ももう終わりだと告げる雰囲気が好き。
新年まで日付をカウントダウンすることもしないが、何かやり残したことがないだろうかなんて、ゆっくり振り返ったりする瞬間とか心地よい。
何も成し遂げられない年だったなとか、来年はこれを頑張ろうとか、自分と向き合う。
そんな風にさせるのは冬の雰囲気がそうさせてるのかもしれない。

クリスマスやお正月などの各種イベントが好き。
一人暮らしの僕は恋人もいなければ、友達も少ない。
世間一般の人からしたら、寂しい人間だと、そんな風に見られるかもしれない。
そんな悲劇のヒロインに見られるわけでもなく、実際は無関心かもしれない。
だからこそ自分は自分でいいんだっていう安心感を齎してくれる、そんな気がするから。
あと、上手く言えないけど、なんだかワクワクするよね。

ホットコーヒーが美味しいところが好き。
僕は毎日コーヒーを飲む。春夏はアイス、冬はホット。
僕はホットコーヒーの方が好きで、体も心も温めてくれそうな気がするから。
これは高校1年の冬にブラックで飲めるようになってから、ずっと思ってることだ。
ホットコーヒーを飲むと落ち着くし、冬だからこそ美味しく感じることができるのかもしれない。

寒さが好き。
僕は雪国育ちでもなければ、雪の怖さも知識でしか知らない。
冬にはインフルエンザが流行すれば1/2くらいの確率でかかってしまうし、少し油断すればすぐ風邪もひいてしまくらい僕の身体は強くない。
どちらかというと寒がりで、すぐ暖房つけがち、着込みがちになってしまう。
ただ、外の乾いた空気の匂いは清々しい気持ちになるし、空も綺麗だから、どこかホッとしてしまう。心が落ち着くから。

冬ってまだまだあげたらキリがないくらい、僕には魅力的な季節だと、改めて感じる。

読み返してみると「僕は冬が好きだよ」ってことしか書いてなくて、
今読んでくれているあなたは「だからどうした」と言いたくなってるかもしれない。

でも僕は満足だ。
名前も顔も知らない誰かに、あなたに、冬ってこんなに魅力がある季節なんだと、ただそれだけを伝えたかったから書いてみた、今日はそんな記事。

好きな物事を伝える時って、本人からしたらとても楽しくて、
その魅力を僕ではない誰かに少しでも伝わったら、それは本当に幸せなんだと思う。

価値観が共有される瞬間であり、その感触は人間として決して忘れてはいけないんだと思う。

何が言いたいかって、結局のところまとめると、

寒さに負けないよう健康には気をつけて、冬を楽しんでね。

ってこと。

ではまた。

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