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「教養としての茶道」に感動

友達が薦めてくれた茶道の本を読んで、縁のなかった茶道に興味がわきました。素敵な道具や茶菓子から茶道の魅力をさりげなく伝えてくれるほっこり系の良書で、むくむくと茶道を知りたくなる↓

そこで、次に、手に取ったのがこちら。「教養としての茶道」

・茶道は書道、華道、香道、着物、建築、和食など日本の美意識が全て入った総合伝統文化といわれている。
・また茶道は最強のビジネスツールだとも。

外資系企業に勤められた、のちに茶道の道を究められている筆者の説得力のあるお話、学ぶことが多いです。

特に禅の思想のお話が心に残りました。

「禅」という漢字は、しめすへんに単と書く。これは、複雑なものをなくし、できるだけシンプルに考えるという思想を表現している。

スティーブジョブズが禅の思想を大切にしていたのは有名な話。
彼は、アップルの理念を、「フォーカスとシンプルさ」と定義し、「シンプルであることは複雑であることよりも難しい」と語っていますが、これは禅の教えの一つだそうです。

また、禅とは、掃き清めること。
自らの執着を掃き清めて、空っぽにする。
雑念を排除して、ただひたすら目の前のことに集中する。シンプルに生きることを教えられています。これは、実は、ルーティンにつながっていて・・。

イチロー選手も、ルーティーンを大切にし、同じ時間に寝起き、同じものを食べ、同じ体重に調整するなど、ルーティーンの習慣を大切にしていたそうです。ジョブズも毎日同じ服を着ていましたね。毎日同じ行動、ルーティーンを繰り返すことで、自分の中のわずかな変化を感じ取る集中力が鍛えられるのだそうです。

「習慣がやがて人生を変えることができる」

さて、さて、自分はどうかというと、毎朝10分ほどヨガをする時間が自分と向き合う時間。それから簡単な筋トレ、ラジオ体操第1・第2をしています(笑)

また、夜は、英文の本5ページか、英文記事を5つ読み、TEDで英語のスピーチをシャドーイングすることを習慣にしています。

1時間以上、連続で座ってしまったときは、スマートウオッチがぶるぶると震え、「動かなくちゃだめよ。」と教えてくれるので、そのときは、韓国のJさんのZUMBAを踊る。
zumba warm up Zumba Korea TV 일산줌바 홈트레이닝 - YouTube

これだけは楽しくて楽しくて、むしろいったん始めると、あと1本、あと1本と中毒性があるのですが、それ以外は、本当に地味なルーティーン。

習慣を積み上げて、どれだけの自分になれるのかはわからないけど、学習と運動のバランスが割といいので、このまま続けてみようと、なんとなく自分のやっていることが腑に落ちました。ルーティンを始めてから、結構時間がかかるので、生活もどんどんシンプルになってきました。スマホ時間も減った!!(これ嬉しい💕)

世界のビジネスエリートが惹かれる禅と茶道、教養としてだけでなく、意外とビジネス書としても価値の高い良書。おすすめです!


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