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【知ってる?】面談と面接の違い 総合型選抜(旧AO入試)

面談と面接の違いって何でしょう?
辞書で調べてみると、

面接:直接人に会うこと。特に、入社試験・入学試験などで、直接会って人柄などを知ること。
面談:直接会って話をすること。

「へぇ〜、そうなんやぁ」

……で?
って感じですよね。
正直そこまで違いがないんじゃないか?そんな印象を持ったと思います。

今回は『面接』と『面談』の違いに加えて『グループディスカッション』『口頭試問』の特徴についてもさらっとカンタンに解説していきます!

総合型選抜(旧AO入試)における「面接」とは?


様々な観点から受験生を評価するのが面接です。総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜(旧推薦入試)における面接には、様々な種類がありますが、どの面接も合否判定に直接影響があると認識しておいて問題ありません。自己PRはもちろん、大学や学部・学科についての理解を深められる良い機会にもなります。

個人面接の特徴

個人面接は以下のような形で行われることが多いです。

・大学の求める人物像に合っているか
・コミュニケーション能力を主にチェックする
・面接官は複数または一人
・10~30分程度
・調査書、志望理由書などを参考に質問される
・一つの内容を掘り下げて質問される

個人面接は多くの大学で行われている最もスタンダートな面接方法です。
事前に提出している志望理由書や調査書をもとに質問をされることが多いので、提出する書類をコピーしておき、事前にどんな質問がされるのか想定しておきましょう。(今後あなたもするかもしれない就職活動の時も、これは実践してください)

また、面接において最も対策する必要があると言っても過言ではないことがあります。

それは、『場慣れ』です。

すごく情熱を持って面接に挑んでも、どんなに素晴らしい志があってその大学を志望していても、伝えられなければ意味がないのです。

「いやいや、自分の想いを伝えるなんてカンタンでしょ?」

と思う方ももちろんいるでしょう。確かになんの練習もなくすらすら話せる【コミュ力お化け】と言われる人からすると、些細な問題かもしれません。

しかし、もしあなたが【コミュ力お化け】ではなく【ただの熱意のある学生】なのであれば家族や友人、先生に協力してもらい面接の対策をしておくことがベストです。

集団面接の特徴

集団面接は以下のような形で行われることが多いです。

・他の受験生と比較して評価される(相対評価)
・話す時間は短い
・面接官は複数もしくは一人
・受験者は複数

集団面接は、受験生の数が多い大学でよく行われる面接方式で、受験生を相対評価するために用いられた方法です。他の受験生と同じ質問をされることもあれば、一人一人違った質問をされる場合もあります。基本的には自分の意見を通すのが良いですが、もし他の受験生と表現が重複してしまう場合は、多少オリジナル性を加えて回答することで、自分らしさをアピールすることができます。他の受験生に惑わされないように自分に自信を持って挑みましょう。

グループディスカッションの特徴

グループディスカッションは以下のような形で行われることが多いです。

・与えられたテーマに関して、複数の受験者で話し合う
・時間制限があり、自分の意見を発言する(根拠も必要)

グループディスカッションとは、10人くらいまでの集団で一つのテーマについて話し合っている様子を試験官がチェックする形式の面接です。主に主体性、リーダーシップ、協調性などが評価ポイントとして見られます。

役割分担を積極的に決めていったり、自分の役割に集中して仕事をこなしたりと、自分の適性に合うことをやっていきましょう。
リーダーは全体の意見をうまくまとめて、また他の人の意見を聞き出す能力が求められています。それ以外のメンバーも、メモ係やテーマの趣旨をよく考えてはっきりと根拠を持って自分の意見を述べましょう。グループディスカッションは意見を競うディベートとは異なり、選ばれたメンバー同士で協力して議論を活性化させることが高評価につながります。間違っても否定的な意見ばかり言うのは避けましょう。そんな人を合格(採用)してしまったらその後、その人が所属するグループがどうなるかはわかりますよね?

口頭試問の特徴

口頭試問は以下のような形で行われることが多いです。

・論理的思考力が評価される
・プレゼン能力がチェックされる
・最近のニュースなどについて聞かれることもある
・学生の意欲が見られている
・黒板、ホワイトボードを使って回答するケースもある

口頭試問とはいわゆる筆記試験を面接形式で行う手法です。面接官と向かい合って座り、面接官の質問に対して回答していくスタイルです。よく、口頭試問を通常の面接と同じように解釈して、準備を何もしない受験生もいるようですが、口頭試問は時事問題や一般常識などについての知識や学力を問われるため準備が必要です。

総合型選抜(旧AO入試)における「面談」とは?


大学によっては、面談と面接の違いを明確にしていないところもあるようです。しかし、基本的に面談は「気軽に受験生の話を聞く」など、合否判定には直接影響しない場合もあります。
面接と面談は同じような意味を持っているように思いますが、面接は明らかに試験目的であることに対して、面談は直接会って話をすることを目的としています。

面談で主に質問される内容は以下の通りです。

・どうして本学を選びましたか?
・なぜこの学部を選びましたか?
・オープンキャンパスには来られましたか?感想はいかがでしたか?(行ってなかったら困る質問ですね。)
・入学に関することで何か質問はありますか?
・本学で一番やりたいことはなんですか?
・大学卒業後の進路の希望はありますか?

このように、面談では受験生の大学に対する認識や意志について確認する場です。積極的に気になることを質問していくのがおすすめです。
なお、面談・面接のどちらの場合でも、入室の方法、座り方、質問者への対応、服装などのマナーは必ず事前に勉強しておきましょう。


この記事を読んで、総合型選抜(旧AO入試)に興味を持ってくれた方、面接のhow-toについてもっと知りたい方は、YouTubeにも詳しく解説動画をあげているので一度見に来てください!

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