見出し画像

映画レビュー 映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王

 Netflixでクレヨンしんちゃん映画が全話公開されたのを記念いたしましてクレヨンしんちゃん映画をひとつづつレビューしていきたいと思います!!

記念すべき最初の作品は映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王です!!


あらすじ
チョコビで当てた大当たりカードを持って海に行ったしんちゃん一家。“アクション仮面アトラクションハウス”で乗り物に乗ったら、一家揃って別次元で地球征服を狙うハイグレ魔王と戦うことに...!?

評価
おすすめ度 ★★☆☆☆
笑い ★★☆☆☆
感動 ★☆☆☆☆
アクション ★★★★☆
脚本    ★☆☆☆☆

クレヨンしんちゃんとしては最初の作品の今作。最初の作品からオススメ度低くない!?と思うでしょうが理由を各分野で順に説明します!

1.笑い 2/5点

 本作は漫画版原作が存在するクレしん映画としては珍しい映画。今作は後述するアクションに多くのリソースを割いているので原作の方が多くのギャグやドタバタコメディ感が強い。そのためゲラゲラと笑えるところは少なめ。ギャグ自体もハイレグ光線をあびたキャラ達がハイグレ、ハイグレと言うだけで少し子供っぽい。
プラス時代の関係でホモであったりオカマであることで笑いをとろうとしており今見ると少し大丈夫か??と言う気持ちになる。

https://manba.co.jp/boards/20109/books/6
漫画版はこちら。

2.感動 1/5点

 今作はあまり感動しない。と言うよりそもそも感動させようとして作っていないので感動しなくてむしろ正解。ドタバタギャグアニメとして見るのが良い。

3. アクション 4/5点

今作はアクションシーンが素晴らしい!アクション部分の監督は夜は短し恋せよ乙女で知られる湯浅政明である。手腕はさすがでスターウォーズやアクションSFへのオマージュが空中戦では感じられるし、昔のアニメであるが同じ絵を使用する機会も少なく動きも滑らか。古いアニメ映画ではあるけど今でも充分観れる。メカの変形など子供が好きな要素が詰まっているし、それでいてクレしんらしいバカバカしさも供えている。ただ言うなればこの映画に求めるのかそれ?という副産物的な良さであることは確か。

4.脚本 1/5点

本作最大の弱点。本作は一作目の映画なのでクレしんをあまり知らない人も見れる作りになっていて最初はいつものアニメ回のように始まる。このパートが長い上に知ってるよその設定という感じでちょっと冗長。なんせ40分ほどあり、あらすじに書いてある内容にいくのはその後。基本的には本筋にあまり関係がないパートであるのでテンポ感がとても悪い。

5.総評

今作は最初の作品故の弱点などはあるがアクション面など充分に見所はあります!ただ20本以上あるクレしん映画の中での優先度は正直低め...。ある程度名作は見たと言う方にオススメです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?