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私なりのリーダシップ論

私は昔からリーダーになることが多いです。中高部活で部長を務めましたし、大学では副部長でした。しかしそんな僕でもリーダーとして間違うことが多々あります。それほどリーダーシップとは難しく画一的ではないような物です。時と場合によって大きく変わってしまいます。
そんな僕が柱として持っている考えを書きたいと思います。駄文ですがどうかお付き合い下さい。
私が思うリーダーに1番大事な素質は

自分が動かなくても良い環境を作ることができるか

だと思います。逆に私が思うリーダーとして1番間違っている状態は自分で抱えて仕事量を増やし、それの不満を持つがリーダーだからと我慢する状態です。リーダーは仕事を多くする人ではありません。どうやったら円滑に進むかを考える人です。つまり大事なのはどうしたら皆んなが動いてくれるか、動きやすいかシステムを作るかです。
そしてシステム作りで大切なのは

他人は自分ではない

これを知ることです。なんでやってくれないんだ自分はできるのに、とか組織において向上意識が足りないから出来ないんだという考えはハッキリと間違っています。意識や大切にするものは人によって大きく違います。それぞれの人にそれぞれの性格があるからです。そのため自分の思ったように人を動かしたい(勿論組織のために)場合はシステム作りでこれを擦り合わせることが必須です。この擦り合わせは一見当たり前であることももう一度注意深く確認することが大事です。順番としては

①自分がそのようにして欲しいかを言語化する(察して欲しいなどは辞める)。
②それにはどのようなシステムがいいかを考える。(意識してなどという性格に依存したシステムは行わない)
③周りに相談する。
④実行し、フィードバックを得たら改善、続行する。

ここで注意すべきは周りに相談するパートです。ここで他の人からの意見で、意識すれば治るのではとか当たり前なので大丈夫というのは聞かない方がいいです。これは前述した通り意識は人によって違うからです。
そしてシステムは全員にとってベターはあってもベストはない。これも意識すべきです。
周りに相談すると必ずシステムへの反対意見が出ます。勿論反対意見は大事ですし色々な視点を与えてくれるものです。しかし全員に賛成されるようなシステムは見かけはよくても実行能力的に骨抜きにされることは非常に多いです。なので①で考えたどのようにしたいかを見失わない程度にすることが大切です。
これはハッキリ言って難しいのですがここでリーダーに必要な素質がもう一つ出てきます。それは

嫌われることを恐れない。

何かを決断したりシステムを作ると、どれだけ適切な意見の元システムを作ったとしても一定数の反対がでます。これは仕方ないことなのです。人はそれぞれ違うというのは前述した通りです。なので反対意見を恐れるタイプの人はリーダーには向いていないと思います。反対意見を受け入れ、時には押し切り嫌われる。その勇気がリーダーに必要な資質といえます。

そしてフィードバックも大切な要素です。先程嫌われる勇気が必要と言いましたが独裁者であること必要なわけではありません。他人の意見を聞くのは必要ですし形骸化しないようにシステムは常に改善が必要です。時には廃止することも厭ってはいけません。

システムを作り出しいかに円滑に回せるかこれがリーダシップであると私は考えています。もしリーダーになって困っているなら参考になれば幸いです。

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