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前澤社長の寄付タウンを使って感じた3つの問題点。当選するためには?

僕は前澤社長のお金配りはリスペクトしています

前澤さんはまさに成長と分配を体現している方ではないでしょうか。そんな前澤社長が作った誰でも寄付して寄付してもらえるキフタウン

もらえるなら僕もお金欲しいですし、寄付もしたいです。そこでアンドロイド版がリリースされたタイミングでキフタウンに参加したのですが、使っていていくつか問題点があるなと。

結論から言うと「純粋な寄付をしている人少ないな~」と。ちょっと無法地帯になりそうな予感。てなわけで最初の問題点です。

寄付なのに自分の商品を売っている

キフタウンでちょくちょく見るのがたとえば「1万円あげます。その1万円で僕が売っている商品・サービス使ってね!」っていうパターン。

中でも超具体的に指定されていたのが下記の案件。

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・・・こういうのって寄付ですかね? 

たとえば「ペットを飼っている人限定」とかは良いと思いますよ。「飲食に使ってほしい!」とかも良いでしょう。ドッグフード買ったり猫砂買ったり、スシロー食べたりラーメン食べたり選択できます

ただ先ほどのように、使い方を決められた寄付は果たして寄付なのかと。

「はい、お前1000円やるからビッグマックセットとマックシェイクバニラ味買うてこいや」って、もんじゃないですか?お金渡して買うもの指定ってそれもうパシリやんけ。

お金を渡すのでうちのサービス・商品使ってください──これで宣伝するやり方は否定しないけど、キフタウン内でやることかな~。自分のサイト内だったり、Google広告でも打ったりしてプレゼントするのが一般的じゃないかと。

だからキフタウンにも最初から広告枠みたいなの用意した方が良いかもですね。堂々と宣伝です!!ドン!って。

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やらせの寄付が起きていないか

キフタウンは寄付する側が、寄付される人を選ぶこともできます。というかそれがほとんどかな。

それ自体はまあ、良いと思います。でも僕のようにひねくれた人間は思ったんです。「やろうと思えば寄付する側の人がお互いに寄付しあってお金をグルグル回せるじゃん」と。

たとえば寄付者AとBがいてAの案件ではBを当選、今度Bの案件ではAを当選させてってことができるはずなんですよね。

え?そんなことして何か意味ある?って話ですがフォロワーの確保・維持が可能というメリットがあります。

キフタウンで寄付してほしい人は応募条件で寄付する側のTwitterをフォローする必要があるのがほとんど。ですが寄付の結果が出ればフォローを解除するのが自然でしょう。そうなると寄付者のフォロワーはせっかく増えてもまた減ってしまう。

しかし寄付する側同士でお金を回せばいつまでも寄付企画を維持できるのでフォロワーの確保が可能

寄付する際に手数料がかかるそうですが毎回10万円(寄付に必要な最低金額)を用意するよりは安くフォロワーを買えると表現しても良いでしょう。

寄付者が選ぶ場合は公平性が不明なので、もしかするとやらせの寄付が起きているかもしれません。

応募条件を勝手に変えちゃう寄付者もいる

キフタウン内では応募条件はアカウントのフォローになっています。あとは寄付者がたとえば学生限定にするみたいなのはあります。参加者を限定にするのはまあ、良いでしょう。

僕が問題に感じたのはキフタウンを出て、Twitter内で寄付条件を追加する寄付者です。いやいや、なんのためにキフタウンあんねんとww

実際に見た例だと「今からDM必須にします」とかですね。

当然Twitter内で告知するわけですから、見ていなければ気が付きません。

1度でもそうやってゲリラでルール変更をされると、当選したい方はTwitter内でその寄付者を気にかけるでしょう。そうやってツイートを見てもらう戦略かもしれませんが、キフタウンってそんな手間がかかるものなのかな・・・w

というか応募条件をキフタウン内ですでにクリアしているのに、なんで追加?ってシンプルに疑問。

キフタウン内で条件を変えるならまだしも、外部サイトで条件をいじるのってキフタウン的に良いのかな~と。

スムーズな寄付を実現するためのキフタウンだと思っていたのによくある固定RT・チャンネル登録・動画視聴などが必須になったらもうそれキフタウンやる必要ないじゃんww 

結局キフタウンが集客に利用されて、個人がSNSでやる寄付企画と何も変わらないような。

キフタウンで当選するためには?

僕は当選したことないですけど、先ほどの問題点を踏まえるといかに寄付者に好かれるか、貢かが大事じゃないかなと。

だからキフタウンと連携するTwitterはそれ専用のアカウントにして、努力家的なツイートをして良い人を演じるのが無難。

だって見て選ぶ寄付者が大半ですからね・・・当選を目指すならアピールするしかないですよ。全部に目を通しているか疑問だけども。

で、ここで4つ目の問題点が出るわけです。

結局アピール上手・嘘つきが当選しやすくなってしまう

これが4つ目の問題点。公平な寄付が行われない可能性があるってことです。アプリのほうで自動的に当選者が選ばれるならそれは公平でしょう。

しかし寄付者が選ぶとなると寄付者の言う通りのサービスを利用したり、チャンネル登録したり、嘘ついて良い人を演じないと選ばれにくいはず。

・・・これって公平ですかね。

キフタウンには寄付を文化にする役割があるはず。できるだけ多くの人に寄付を身近に体験してもらって、寄付文化を根付かせようって、思いでこのアプリをリリースしたのかと思っていましたから残念。

「寄付される側は大人しく従え」ってのが普通になったら結局サービスとして盛り上がらず衰退して、フォロワー稼ぎとか承認欲求満たしツールになってしまうと危惧します。

純粋な寄付とはタイガーマスク

たとえばですけど「市役所に名乗らず500万入った袋をポンとおいていく人」これこそ僕が寄付という言葉を聞いてイメージするものです。

朝起きたら児童施設にタイガーマスクの名前でランドセルとかお金が置いてあった的なやつ。あれこそ寄付じゃないですかね。ただただ善意を置いていく。かっけええとニュースで見たときに思いました。

だけどキフタウンだって利用者いてこそのサービスですから、宣伝とかフォロワーとかの見返りが求められてもしょうがないのかな~とは理解できます。

それでも見返りを求めない純粋な寄付ではなく、トレードありきの寄付ばかりは悲しいなとおいらは思いました。

まとめ キフタウンを使ってみた感想

中には面白い寄付企画をしている人もいます。当選者を自動選択にしている人も一部います。それこそ応募のさいに一切の条件がない、フォローすら必要ない人もいました(1名だけ)。

ですから現状使う人次第って感じですね。

僕は以下のようにYouTubeいったり、TwitterいったりとSNSをたらいまわしにされそうな寄付者の企画はスルーしています。

ただ今までにないアプリなのは間違いありませんから1度くらい覗いてみても良いでしょう。

もっとシンプルに応募して当選を待つだけになれば理想的な気がしますね。現状その機能だけのはずなんですが一部の寄付者が暴走し始めているような気がしますww

でも前澤さんもそれを許容している気もする。これも1つの形ってことですかね。

以上です。



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