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20代の『悪魔のいけにえ』感想。今見ても普通に怖い

実は最初に『レザーフェイス』の方を見てしまいましたww 本当はこっちが元祖でしたね。というわけで若干レザーフェイスに同情しつつの視聴。

見たのはAmazonプライムにある『40周年記念版』。

40年前の映画とは思えない

40年前の映画と聞いて正直ハードルは低くしました。まず映像から僕には合わないと思った。これの前に『ジョーズ』も見てみたんですね。PVですけどww

そしたら映像に迫力がないし、サメのおもちゃ感すごいしで見ていられなかった。だから心配してみたんですけど、映像は平気だった。

スプラッタなシーンも普通に怖いですし、レザーフェイスも迫力がありました。俳優たちの演技も今見ても違和感がない。というかむしろ、今の日本のドラマと比べると・・・ごほんごほん。

人の狂気が最高

ソーヤー家の狂気が最高ですね。

「お前まで悪いやつなのかよ!!」みたいな裏切りもあって、面白かった。最初から無駄もないですし、狂気を楽しめた映画。

レビューを見ていると「女性の悲鳴が続くのが苦痛」というのがあった。確かに気持ちはわからんでもない。

でも僕はむしろあれにリアリティを感じた。やすっぽい悲鳴じゃないんですよあれ。心の底からの悲鳴。助けを求める悲鳴。だからトラックに乗って脱出したときはつい彼女は笑ってしまう。

「え、ここで笑うの?」と、一瞬思ったけどそりゃ笑みもこぼれるよなあと。本気で殺されかけて、本気で食べられかけた。自分が家畜のように、あの友人たちのように殺される。

そう思ったらあの悲鳴はリアル。彼女の演技すごいっすね。

スプラッタとホラーを履き違えたやつに見て欲しい

この手の映画のホラーはスプラッタな場面じゃなくて、やっぱり『人の狂気』だと思う。だから『レザーフェイス』よりも『悪魔のいけにえ』の方が、ホラーとして面白かった。

平気で人を騙して平気で人をさらってなんの抵抗もなく、その場で撲殺しようとする。この狂気すげえなあと。

序盤でチーズの作り方の話してたけど、あそこもだいぶ気色悪かったですね(褒めてる)。あの人の演技もすごいな。どう見ても狂ってるもん。

そんな人間の真の怖さが見れる映画なので、スプラッタが苦手な人はもちろん。スプラッタこそ正義みたいな人にも、見て欲しい。

「ああ、シリアルキラーのホラーってこれか」

と、僕は思いました。元祖ってすごいんですね。

『悪魔のいけにえ2』もあるらしいですがAmazonプライムにはないっぽいので、いつか見れればとww





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