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ウエディングプランナーとの出会い

こんばんは。
本日はなぜデザインの仕事をしていた私が
ウエディングプランナーをすることになったのかをお話ししたいと思います。

高校生で進路を考える頃、全く夢がなく途方に暮れていました。
担任の先生にはやりたいことが見つからないのであれば大学の経済学部に行きなさいと勧められるも、全く乗り気にならず様々な学校見学に行きました。
そして昔から興味のあった建築関係に興味を持ち
専門学校に進みインテリアデザインの勉強に励みました。

専門学校で学びながら、友人に誘われホテルの配膳のアルバイトをすることに。
これがウエディングの仕事との出会いになりました。
アルバイトは主に結婚式や企業の宴会の配膳をすること。
結婚式の配膳は進行をゆっくりと見るというより、ゲストの方へのお食事を提供することが主な仕事でしたが、それまで「結婚式に行く」という経験がなかった私にとっては結婚式を見ることが出来るということがとても楽しく刺激的でした。
そして何より接客をするということがとても楽しかったです。
目の前のお客様にサービスを提供し喜んでいただき、ダイレクトで「ありがとう」と言っていただける。
こんな仕事があるんだと初めて知り、どんどん魅力に感じていきました。

いざ就職活動をするとなった時、ウエディングのお仕事をしてみたいなと思ってはいたものの、インテリアの学校に行かせてもらっていながら別の仕事に就くことの罪悪感を感じ、デザイン事務所に就職をしました。

デザイン事務所ではチラシやパンフレットのグラフィックデザインをしていました。
とても小さな事務所だった為、残業も多く休日出勤もあったりと心も体もボロボロになっていくのがわかりました。
ただ他にやりたいことが見つからず、中々辞めるという選択が出来なかった頃、幼なじみの結婚式に列席をしました。

学生時代のアルバイト経験や、友人の結婚式には何度か列席をしていましたが幼なじみの結婚式に参列をし、私にとっての結婚式の概念が変わりました。
そして出会ったのが幼なじみの結婚式をプロデュースされたウエディングプランナーの方です。
(出会ったというよりは一方的に知ったというのが正しいです)
その方のブログを読むようになり、結婚式の良さや素晴らしさを知ることになりました。
何よりその方の毎日の生き生きとした生き方や考え方がその頃の疲れきって先が見えなかった私にとってはとてもキラキラして見え、「こんな風な生き方が出来ればとても幸せだろうな」と思いながら読んでいました。
それでも仕事を辞めるということはとても勇気がいることで中々一歩を踏み出せなかった時、
その方のブログでスタッフ募集の案内が告知され内容を読み、ビビビっ!と心に何かが刺さりました。
「いつかこんな風に型にはまらない自由な発想で結婚式を創ることが出来るフリーランス ウエディングプランナーになりたい」
これが私の大きな夢に。
この夢は今もずっと持ち続けています。

そしてこの夢を叶える為、私はデザインの仕事を辞める決断をしました。
まずはゼクシィを買い、いつか自分が結婚式を挙げるなら良いと思う式場に片っ端から履歴書を送りましたが、未経験の私は書類で落ちることも多かったです。
でもひたすら何社もアタックをし続け、やっと採用をしていただくことが出来ました。

とてもとても長くなりましたが、、、
これが私のウエディングプランナーになった経緯になります。
それからあっという間に8年も経ちました。
本当にいろんな経験をさせていただき、少しずつ心も豊かになり憧れの人には到底及びませんが幸せな人生を過ごすことが出来ています。
これからもきっと体力が限界!と思わない限り
この仕事をしているだろうなと思います。
日々様々な出会いや経験に感謝する毎日です。

今日も読んでいただきありがとうございます。

by a.o

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