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東西南北うどん食べ比べ感想


お疲れ様です、あおです。
突然ですがどん兵衛が3/11から限定で発売している「東西南北だし比べ」を実食しました!!



実はこういう地域ごとの食べ物とかに触れるのが大好きなんですよ。
日本って小さな島国なのに縦に長くておまけに北は寒くて南は暖かい、と寒暖差が激しいので食文化を筆頭に「本当に同じ国なんだよね?」ってくらい文化が多種多様な所が面白くて好き。

あと自分がどん兵衛のうどんが大好きというのもある。

味の感想としてはざっくり分けると

◆関東側→濃い、辛い

◆関西側→薄い、優しい

と言う感想でした。思った以上にはっきり違ってて面白かった。


⁂西どん兵衛

まずは食べ慣れている「西の出汁」から。こういうのはまず自分の一番近い地域の食べ物を食べて再現度を確認するのがベストだと思ってる。

うん!!いつもの食べ慣れてる大好きなうどんの味!!美味しい!!

優しくて、甘くて、あっさりしていて、このあまーい汁をたっぷりお揚げに含ませて食べるのが至高なんですよねえ。いくらでも食べられる。

西どん兵衛で信頼感がぶち上がったので、他のどん兵衛の再現度にも信頼をおいて食べることができます。

自分がうどんを作る時に欠かせないヒガシマルのうどんスープも関西だしです。ヒガシマルうどんスープは全国展開してるから他地方の人にも馴染みがある味なんじゃないのかと思うんですけど、どうなの?もしかして地域ごとで鉄板のうどんスープの素が違ったりするの?


⁂南どん兵衛

思った以上にあごだしの味がした!優しくて甘くてあっさり風味でした。感覚としては西と似てる気がする。

割と九州もうどんが熱いですよね。ふわふわの柔らかい麺、いりこだし、ごぼ天うどん、五島うどん、丸天うどん。自分はどっちかというと讃岐うどんのコシがしっかりある麺が好きなタイプなので、逆に九州うどんの麺と遭遇したら新境地が開けるかもしれん。ラーメンはカタ麺なのにうどんはやわ麺なのが面白いなーと思う。

⁂東どん兵衛

最初に保険としてdisってる訳ではないと前置きさせてください。

関東のスープ、辛かった…

うどんスープが濃くて辛いというのがまず衝撃でした。うどん=優しくて甘い、という方程式が自分の中にあるので。食べ始めの時はまだ麺が多いので気にせず「美味しい〜」と食べてたんですけど、麺がなくなっていくごとにスープの濃さと辛さが直撃してきました。

え、うどんスープが辛いなんてことある?
うどんって風邪引いた時の定番だけどこんなに辛いと食べれんくない?
そもそも関東圏では風邪引いた時に食べる物=うどん、ではない???

と頭の中がバグってた。そして思い出した、一度仕事で東京に行った時に食堂でうどんを頼んだら真っ黒なスープのうどんが出てきてびびったことを…そしてスープを飲む用のレンゲを持って行ったら「スープは飲まないでしょ普通」とドン引きされたことを…そうだ、その時のうどんもこういう味だった…。

伊勢うどんも同じ醤油ベースだけど伊勢うどんを辛いと思った事はないから不思議ですよね。むしろ甘ったるいくらい。
多分東は醤油✖️鰹出汁がガツンと効いているのが大きいのに対して伊勢うどんはたまり醤油で出汁を掛け合わせた甘口仕様だからだと思うんですが、どうなんでしょうか。


スープの色からして違うのが面白かったので比較で上げてみます。思いっきり食べてる形跡があるので苦手な人は気をつけて。


こっちが東


こっちが西


並べてみると一目瞭然!東日本は濃口醤油文化なのがわかりやすい。

⁂北どん兵衛

最後に北どん兵衛。こっちも東側と似た雰囲気を感じた。味が濃い!!!「利尻昆布の優しい甘み」とパッケージには書いてあるけど、正直甘さよりは鰹出汁の濃さの方が強く感じた。多分自分の舌が鰹出汁の濃さにあまり馴染みがないからなのかもしれない。

北側のうどんといえば稲庭うどんとかひっぱりうどんとか、うどんの出汁より麺の方が特徴的なのが多い気がします。どっちも好き。


食べ比べ、満足でした!!!
どん兵衛ひとつとっても色々発見があって面白かった。食文化ってやっぱりその地域に生きてる人たちと密接な関係だからか色々多種多様で面白いんですよね。いつかは現地に行って色々体験したいね。

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