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コンセプト作り〜理想の空間を探る〜

自分の落ち着く空間とは

実は最近1Kから1LDKに引っ越し、部屋が2倍になったので、ずっとやりたくても出来なかったことをこの機に叶えようと色々調べていたところだったのです。

それは、自分の部屋を無印良品の店みたいなレイアウトにしたい!ということ。

「丁寧な暮らし」というワードが現在は良くも悪くも浸透し、時には丁寧な暮らし(笑)と揶揄されることもある言葉ですが、自分は真剣にこの「丁寧な暮らし」に憧れています。

なのでここからは妄想をグッと膨らませて、自分の理想の空間について思いを馳せてみようと思います。

◆好きな季節

春夏秋冬のうち春と秋が好きだ。
でも僅差で春に軍配が上がる。
春の陽気の中で公園に行って日光浴をするのが好きだ。
公園に行く途中に近所のパン屋に寄り道して、焼きたてパンとカフェオレを買い、ベンチに腰掛けてゆっくり味わいながら陽の光を浴びている時、自分は多福感に包まれる。
公園の植木から優しく香る花々の芳香はさながら天然のアロマテラピーだ。甘くて爽やかで風と共にふわりと舞い散る儚い桜、甘く華やかで春宵と共に人々の記憶に強烈な印象を残す沈丁花、濃厚で甘くある種の力強ささえ感じるツツジ…
お気に入りのカメラを持って花々の写真を撮るのも好き。水を与えられ、綺麗に裁定されて、生き生き咲いている花々を見ると「君たちは本当に大切にされてるなあ」と、日々花壇を整備している方たちへの感謝の気持ちも湧いて来る。野生でたくましく咲いている花々を見ると「君たちはエネルギッシュでいいね!最高!」とこっちも元気をもらえる。暖かい陽の光は自分の心もふんわり暖かくくるんでくれる。

◆理想の休日(インドア編)
遠出が出来ない時は自宅でセルフカフェもどきを開くのが好きだ。
近所の花屋でプチ花束を作ってもらい、または自分で花を選んで生けたりして、日の当たる窓際に飾る。柔らかな日の光をいっぱい部屋に取り込んだ状態の部屋なのがまず重要。
自分のお気に入りの陶器を出して、カフェオレやミルクティーを丁寧に注ぎ、好きな焼き菓子をそっと載せて、好きなジャズをBGMにし、耳を傾けながら一息つくのが好き。
あるいは手帳にお気に入りのマスキングテープを貼って綴った日常に少し彩りを添えるのも好きだし、読もうととっておいた本に手をつけるのも、クリスタを起動して絵を描いたりするのも好き。
余裕がある時は自分でフレンチトーストなんかも作ってみたりもする。成功すればもちろん嬉しいし、若干焦げてしまっても「まあこれはこれで手作り感の味があるからあり!」と失敗を許容できる。
休日の朝、陽の光が当たる時は頑張って起きて、自分のためのとっておきの朝食を作るのが好きだ。奮発して買ったお高めの食パンをトーストして、アーモンドバターを乗せて、付け合わせの野菜は自分の好きなニンジンを気持ち多めに盛り、スクランブルエッグにわさびチーズをつけ合わせるのが最高。ヨーグルトの蜂蜜かけを用意できたら言うことなしの最強の布陣の完成だ。鳥のさえずりをBGMにゆっくりと朝食を取り込んでいると、陽の光・朝特有の爽やかな香りもまるごとエネルギーとして体内に取り入れている感じがする。


好きな場所の雰囲気としては
全国展開の店で言うなら無印良品、星乃珈琲店、生活の木、中川政七商店、蔦屋書店。
個人で経営されている趣味全振りの純喫茶、古民家をリメイクした店、美術館に行った後に寄るカフェ、アンティークショップや古着屋。
穏やかで、自然体で、「好きなモノ」を大切にできる空間。

うんうん、いい感じにエンジンがかかってきた。

この勢いに乗せてPinterestで画像検索しながら好きな空間のイメージを膨らませる。

こんな感じ。画像はPinterestから。


言葉に表すならナチュラルモダンスタイルがしっくりくる。
自然と現代的の融合。
飾り気がなく直線的でシンプルなデザイン×天然素材を使った温もりのあるデザイン。
全く違う素質同士を合わせているのに調和した穏やかな空間。
陽の光を取り入れるには余白がある空間が必要だ。

見えてくる理想

色んな世界を見て、色んな彩りを見る旅がしたいのと同時に「心穏やかに落ち着ける、自分の帰る居場所を大切にしたい」という欲望があるらしい。
一見相対する価値観にも見えるけど、言わば交感神経と副交感神経の関係だと思う。
ずっとアクセル入れっぱなしだと疲れるし、色んな世界を旅した後はしっかり休んで自分を労わりたい。そうしたらエネルギーもチャージされるのでまた余裕をもって歩いていけるのだ。

なので自分の理想形態としては
・新しいもの・色彩豊かな世界に接触的に触れるため旅をする
・自分の大好きを丁寧に大切にできる、穏やかで陽の光の当たる余白ある空間を居場所とする
を両立することなんだろう。

結構コンセプト、見えてきたのでは…?


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