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キングオブコント2022感想

キングオブコント2022、面白すぎました。

優勝したのは「ビスケットブラザーズ」。
おめでとうございます。

1stステージの野犬と戦うネタは、動きもワードも最高でずっと笑いっぱなしだったし、ファイナルステージの男友達を紹介しようとしてる女本人がその男だったっていうネタは、怖面白くてゾクゾクした。

もう、文句なしの優勝でした。あっぱれ!

その他、今回のキングオブコントで個人的に面白いと感じたのは、「いぬ」と「や団」。

1stステージ4番手の「いぬ」は、もうやばかった。
パーソナルトレーニングで、トレーナーと生徒がキスしまくるネタなのだが、ビスケットブラザーズの一本目を除けば、あれが一番笑った。
腕立て伏せ中にキスされて、「大丈夫です」ってなんなんだ。面白すぎる。

このいぬのネタに対して、松本人志は高得点の95点をつけていたけど、それ以外の審査員達は低めの点数。
審査員達は「面白かったけど起承転結がない」とか「一番笑ったかもしれないけどキスは禁じ手」とか批評していて、ちょっと「う〜ん」と思ってしまった。

最低限のルールさえ守っていれば、構成が整ってなくてもいいと思うし、どんな手を使ってもいいと思う。
ロバートとかどぶろっくが優勝したときは、構成なんてなかった気がするけどなぁ。
「一番笑った」のだったら、もっと良い点数を入れてほしい。

まあでも、構成力は足りなくても他を凌駕するほどの面白ネタであれば審査員も皆高得点を出さざるを得ないだろうから、そうならなかったということは、結局、突き抜けてはいなかったということなのだろう。
審査員達にそこまで刺さらず残念だが、僕的には「いぬ」の一本目のネタは100点のコントだったし、また繰り返し観たいと思えるネタだった。

1stステージ6番手の「や団」もやばかった。
や団はファイナルステージの「雨」のネタも良かったが、1stステージの「死体処理」のネタが圧巻だった。
死んでいるフリをネタバラシした友人に対して「まだ生きてやがる」って言って襲い掛かろうとしたシーン腹を抱えて笑った。


ニッポンの社長、ネルソンズ、かが屋、ロングコートダディのような常連組も陰ながら応援していたが、いまいち突き抜け切れず、残念。
みんな、もっと良いネタあったんじゃないかなぁ。

彼らに対して残念と思うのは、期待値が高過ぎたからかもしれない。
全体的なことを言えば、どのコンビ・トリオも皆素晴らしく、今年のキングオブコントは例年にも増してレベルの高い大会だったと思う。

今大会で一番笑ったボケは、ビスケットブラザーズの一本目のネタの、ケツ向けながら「こっちが前さ!」ってやつかなぁ。
あれは涙が出るほど笑った。
他にも、パンツを指して「ほら、大学も行ってる」とか、職業を紹介しようとして言った「国とは関係ない公務員」とか、どのボケもとにかく笑えた。


いやー、笑らせてもらいました。
やっぱりお笑いはいいですね。

今年も残り3ヶ月。
このまま笑って2022年終盤を駆け抜けられますように。


おわり

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