見出し画像

猫と爪研ぎ

うちにはお猫様のためにいくつもの爪研ぎが置かれている。

ソファの形だったりアーチ状のものだったり。

素材は手軽に買える段ボールタイプ。

初めは長方形のどノーマルタイプだけだったが、いつの間にか様々な形の物が貢がれるようになった。

小さい頃から爪研ぎはちゃんと爪研ぎでしてくれるいい猫なのだが、(私が知らないだけかもしれないが、、、

爪研ぎの場所にはこだわるらしい。

一番面積の広い中心部分ではなくいつも端っこばかりご利用なされるのだ。

狭い範囲で研いでいるのでもちろん部分的な消耗が早いく、一部分だけがボロボロになっていく。

ひっくり返して裏側も使えるようになっているのだが、そちらには全く興味なし。

見た目はまだまだ使えるのにあっという間に買い替えなければならない。

そして新たに買い足した同じタイプの爪研ぎ二つ。

これで思う存分爪を研いでくれ!

なのに何故今になって捨てる予定の古くなった爪研ぎの全く興味をしめさなかった裏側を使い始めたのだ。

そして新しいのは使わないの!?

捨てるに捨てれなくなった爪研ぎ達がテレビ前に並んで置かれている。

次の段ボールゴミの日まで様子を見てみるか。

今日も私は飛び散ったトイレの砂と爪研ぎ跡の段ボールカスを掃除するのだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?