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精神的にギリギリで生きていた時に聴いていた曲


久しぶりの投稿ですが、今日は私が病んでいた時によく聴いていた曲を紹介しようと思います。

私は高校生の時よく病んでいました。😇
人間関係や進路の悩みに押しつぶされそうになる毎日でしたが、音楽に縋ってなんとか生きていました。今日はその時に聴いて救われた曲を挙げようと思います。

一曲目は、King Gnuの破裂という曲です。

最初の歌詞がとてつもなく暗く、「もう精一杯だろう体に満ちた涙溢れ出すよとめどなく」と、闇オブ闇という感じで始まります。そこから、だんだんメロディーが盛り上がってくるにつれて、全ては幻」「目に映る全てが悲しく笑うなら 目をつぶればいい」と残酷な現実から逃げようとしながらも、私が貴方をここから連れ出すから、光を見つけて生きていこうと、聴く人をそっと受け入れてくれるような優しさを感じる曲になっています。

普通の応援歌などだと、おしりペンペンたたいてがんばれ!!!君ならできる!!というのが多いと思いますが、この曲は優しく寄り添ってくれているようで、逃げ出してもいいからそれでも生きていこうと言ってくれるので、当時の私にはすごく響きました。


二曲目は、椎名林檎の虚言症という曲です。

この曲は、アルバム「勝訴ストリップ」の最初の曲で、ほかの有名な曲より知名度はあまり無いかもしれませんが、私はダントツでこの曲が好きです。

この曲はもともと、林檎ちゃんが線路に寝転んで自殺した少女のために作った歌だといわれており、歌詞からもそのことが読み取れます。

無理矢理に繕ってみたりしないで大丈夫
いま君の為に歌うことだって出来る
あたし何時も何時もボロボロで生きる
https://www.kkbox.com/jp/ja/song/uLU00x1O6Gn2UhoX2UhoX0XL-index.html
徒(いたずら)に疑ってみたりしないで大丈夫
いま君が独りで生きているなんて云えるの
君は常に常にギリギリで生きる
あたしは何時も君を想っているのに
https://www.kkbox.com/jp/ja/song/uLU00x1O6Gn2UhoX2UhoX0XL-index.html

私は特にこの部分の歌詞が好きです。
ちなみにこの曲の仮タイトルは「大丈夫」だったそうです。

こんなにストレートで優しい歌詞が、あの尖りまくってて歪(ひず)んだ音にのるのです。しかも、林檎ちゃん独特の歌い方でです。これぞ最高です。
多分普通の音にのせたら、この曲の良さは半減してしまうと思います。

あー死にたいって思った時でも、この曲を聴くと自然と涙が溢れて、歯を食いしばって生きなきゃという気になるんです。当時の林檎ちゃんの尖ったイメージの奥に感じる不器用な優しさに生かされていました。

私の拙い文章では全く表現できないくらい2曲とも本当にすばらしい曲なので、よかったらできれば必ず絶対に聴いてみてください。
読んでいただきありがとうございました。

※補足
この前スキの数とかそんな気にしてないみたいなすかしたことを書きましたが、本当は反応していただいたほうがうれしいので、ぜひ反応お願いします!!


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