【デリー空港泊】インド・ネパール一人旅に至るまで
海外での仕事をやめて日本帰国した2018年大晦日の前日。
その3週間後、1月24日の深夜デリー到着し空港泊をしていた。
初めて空港泊するのがインドになるとは思っていなかったけど、夜空港外に出てトラブルがあるよりましだし、宿泊代もかからないので朝までデリー空港に滞在。
深夜だからかもしれないけど、世界で人口が2番目に多い国の首都国際空港は私のイメージよりも小さくて静かでなんというか普通だった。
オンラインでe-visaを取得していたので入国時のビザ発行はスムーズだった。
結婚式参加のために来ているカナダ人の女の子と知り合ったり、車で迎えがくる人々を羨ましく見送ったり、携帯開通の準備をしたりしながら7時間ほど空港で過ごした。
SIMカード購入可能なカウンターはAIRTELというキャリアのひとつだけだった。
朝外にでる時には必要だったので、確か30日で800ルピーという高めのエアポート価格は気にせず購入。街中で購入した方が安いので余裕があれば。
SIMを購入する時に、現地人の電話番号が必要だとネットで見たので知り合いの人に聞いておいたけど特に聞かれずそのまま購入手続きは完了。
アクティベートに数時間必要、というのはまじだったのでウズウズしながら待機。
(空港のWIFIも現地電話番号がないと使用できない)
インドにはずっと惹かれていた。
予め調べた場所への観光というよりも、何でもいいから行ってしまえば、何か分からないけど今頭の中にはない新しいものを見に行ける場所だと思っていた。
そして瞑想。
これについては別で書こうと思っているけど、ある時期から気になっていたヴィッパサナー瞑想をインドで経験することにし、それが今回の旅の目的としては一番大きいものになった。
インド各地にある瞑想センターでは、場所によってセッションのスケジュールが決められているので、私の旅程と経路に合うセンターを見つけ出すのに少し時間がかかったし、本当に行きたかったセンターはスケジュール的に参加できなかった。
が、結果的にはとても満足することになる。
あとはお隣のネパール。
ヒマラヤトレッキングにも興味があったけど、スケジュール的に厳しくて断念。
ネパールは周りにあまり情報源がなかったので、出発前に地元のネパールカレー屋のオーナー(初対面だけど)に、ネパールに行くからいい場所を教えてくれと聞きに行き、結局大した情報はもらえず(初対面だからね)
気づいたら空港の外は明るい、カナダ人の女の子はホテルの迎えの車がきたらしくここでお別れ。
長時間待機しすぎて動くのも面倒臭くなって来たけど、そろそろ出かけようかな。
と外を見ると、空色は暗く雨が降っているっぽかった。
でも外に出てよく見たら雨は全く降っていなかった。
究極に汚染されたデリーの空気を雨空と勘違いするという全くポジティブではないサプライズからインド旅行が始まってしまった。
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