【ジャイサルメール】16時間バス移動、ラジャスタン最西の砂漠の街へ
JAN 2019
夜の7時ごろに夜行バスでデリーを出発し、15時間くらいかけて次の目的地であるジャイサルメールに着く予定だった。
利用したバス予約サイトはRedBus
サイト自体は使いやすかったけど、前記事に書いたように、初日から連絡なしでバスの運行自体がキャンセルされ予定が狂うという苦い経験をしたので、なんとも言えない。
バスのオンライン予約は一回しかしなかったので、インドにいる間は結局このサイトしか利用しなかった。
※乗れなかったバス代はカードから引き落とされる前にしっかりキャンセル処理されていた。
バスは前方に座席、後方に寝台があり、私は予約時に選んでいた寝台の上段に入った。
予約時に気づかなかった事で、寝台には1人用と2人用があり、2人用は共有者がいなければ広くて快適だが、知らない人と共有することになるとなかなかの密着度になる。
私は知らずに2人用を予約していたが、一人で使用できたのでラッキーであった。
しかし深夜眠っていると、誰かに起こされた。
「男性の客が乗ることになったから、ここを開けて隣の女性客の2人用ベッドに移動してくれ。」
と、予約していたのとは別のベッドに移動させられることになった。
このタイミングでか。と不機嫌になったものの、移動した先にいたインド人の女の子がいい人だったので少し話してまた眠りについた。
そのあと、彼女はジャイサルメールより前に下車したので再び一人で寝ることができた。
ちなみに道によってはバスがかなり揺れる。
寝ていると特に体全体でその振動を受けることになるので、何回か全身が中に浮いたりバックパックがひっくり返ったりして少し大変だった。
朝の11時ごろジャイサルメールに到着。砂漠地帯なので昼間だと暑い。
ジャイサルメールはラジャスタン州にある街で『ゴールデンシティ』と呼ばれている。
城砦が世界遺産に登録されているこの街は、完全にONEPIECEのアラバスタ王国!
と思ったけど、調べたところ本当のアラバスタのモデルは、私がこのあと移動した同じくラジャスタン州にある別の街ジョードプル(ブルーシティ)だったみたい。
ジャイサルメールではキャメルサファリをする予定だったので宿泊は砂漠に1泊のみ。
キャメルサファリについては別記事にする予定。
今回キャメルサファリの予約をしたのはTOKYO PALACE。
写真にのせた街の中心ジャイサルメール城から徒歩10分ほどの好立地。
ホテルの宿泊はもちろんキャメルサファリのアレンジをしてくれるので、それのみでも利用可能。
バス停までも迎えに来てくれ、街を出るときも鉄道の駅まで送ってくれた。
オーナーのカーンさんはインド人だが、東京の板橋でインド料理屋さんを営んでいるとの事で日本語がペラペラだった。
ジャイサルメールを訪れる日本人からはもちろん、インド人や他の国の旅行者からも評判が良い。
カーンさんはとても優しくTOKYO PALACEの施設には宿泊しない私にも、部屋を貸しシャワーを浴びさせてくれ、キャメルサファリ出発までの間もドミトリーのベッドを使わせてくれた。
インドにきてから3日目にして初シャワー。幸せ。
でも実は一人旅の時って毎日はシャワー浴びてない。皆そんなもんだろ。
1月なのに昼間に外に出ると夏のように暑い。
ジャイサルメール城までは徒歩10分ほどで到着。道中で出会った方々。
ジャイサルメール城は、登ると敷地内にレストランやお店が入っていて
多くのレストランからはジャイサルメールの城下街を一望することができる。
ここで最初に食べたPaneerカレー(チーズの入ったカレー)がとても美味しかった。
街自体は大きく無いが、初めて経験したまさに『砂漠の国」に対して私的にはジョードプルよりもアラバスタ王国感が否めなかった。
到着後すぐにこの黄金単色の街に魅力され、ジャイサルメールは今回訪れた場所の中でもまた来よう思う場所になった。
そしてジャイサルメールを離れるときに、今回の旅で最初で最後の忘れ物をする。
TOKYO PALACEにランドリーサービスがあったので3日分の洗濯をしてもらった。
下着とタオルなど自分で洗って乾かせるものは屋上の物干し竿に干しておいたのだが、キャメルサファリから戻って同じように洗濯を干した後、取り込むのを忘れそのまま次の目的地に向かってしまった為、私のユニクロのシームレスパンツ(黒)はジャイサルメールに干しっぱなしにされていたはずである。
ギリギリの量の服しか持って来ていない旅人にはちょっとダメージが大きかった。
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