2021/11/30日記

心が弱っている。

今日は一日中視界が左右に揺れていた。実際に揺れているというよりも、揺れている気がする、という程度。しかし平衡感覚は弱まっており、至る所でよろけたり頭をぶつけたりしていた。

今日は商談が2件。とても人に見せられる顔ではなく、同行する人に全てお任せして欠席した。 
同行予定だった人は私の顔色の悪さを私の上司に伝えてくれて、急遽面談となった。

業務が多すぎること。1人で背追い込むしかないようなポジションであること。でも今の仕事は楽しいし、続けたいこと。できれば少しだけでも仕事をお願いできるような仲間が欲しいこと。

わんわん泣きながらこんなことを話した。一つだけは嘘だった。「仕事を続けたい」という点だ。お金があったらこんな心が窮屈になるようなことなんてしなくない。でもそれを言ったところで意味が無いので、せめて良い印象を与えられるような言葉をクッションにした。

上司は気持ちをわかってくれたようだったし、自分が悪いとか考えなくて良いから。と言ってくれた。
そうは言うものの、人員の確保も難しい。すぐに解決ができない。
私の心が完全に折れるか、それとも異常なスピードで強くなるか。どちらかしか道が無い気がする。
上司は私の仕事を少し受け持ってくれた。それは焼け石に水。この辛さはなくならないだろう。

視界の揺れは続くが、会社でしかできない仕事が来てしまった。明日は在宅勤務の予定だし、今日も午後在宅にしたらもう一生会社に来なくなる気がしたので、その仕事だけは片付けて、早退しようと思っていた。その後2件仕事が来た。

もう視界はよれよれだった。呼吸もしづらい。やっと定時を迎えたのでさっさと帰り支度をする。
コートを着ていると、元上司が話したそうにこちらを見ている。
「お疲れ様です」と言って外に出ようとしたら
「今度パーッと行くか!」と言われた。朦朧とした意識の中で最初は意味がわからなかったが、飲みに行こうぜ!話聞いてやるよ!というような意味だったようだ。今一番必要としていないものだ。と思いながら大きい笑い方バージョンの愛想笑いをして、外に出た。心が砂になった。

これから買い物をして、家に帰る。

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