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一人暮らしを始めてパン派になった話

私はずっとご飯派だった。

朝ご飯といえば、白ごはんとお味噌汁。
お店でライスかパンを選ぶときは 絶対にライスを選んでいた。

そんな私だが、一人暮らしを始めてパン派になった。
これは私のなかではだいぶ大きな変化である。

パン派になった理由ははっきりと分かる。

パン屋さんにハマったのだ。

一人暮らしをしていると全て自分でご飯を用意しなければならない。(あたりまえ)

ご飯を炊いて、お味噌汁を作って、一人で食べる。
初めたての頃はこれらを毎日行っていた。

ある日、お家の周りを散歩していると、近所にパン屋さんがあった。
どこにでもありそうな普通のパン屋さん。

最初は、「こんなに家から近いんだ、」くらいで
買いに行こうとは思っていなかった。

しかし、一人暮らしを始めて2ヶ月が過ぎた頃、
なんだかとても 誰かが作ってくれた食べ物が食べたくなった。

そのときパッと思いついたのが、近所のパン屋さんだった。

朝早くからパンを焼いて、お店に並べて、お客さんに食べてもらう。

朝ご飯って、こういうものなんじゃないかと思ったのだ。

そう思うと居ても立っても居られず、お財布を握りしめてダッシュでパン屋さんに向かった。

お店に入る前から分かるパンのいい匂いに、安心した。優しい気持ちになれる!!

私はあんぱんと明太フランスを買った。

家に帰って、コーヒーを淹れて、パンを準備して、

あぁ、誰かが作ってくれたんだなー

そう思って食べるパンがとてつもなく美味しい
最高だった。

それっきり私は大のパン好き。パン派になったのだ。

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