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下敷きのパスタ

あおむんです。

お弁当を開けた時、メインの唐揚げやハンバーグの下に敷かれたパスタがありますよね。個人的に結構嬉しいポイントです。
あれ、調べてみると『ガロニ』という名前がちゃんとついていて、単なるかさ増しの意味だけではなく、お弁当の彩りや食材の味を引き立てる重要な役割になっているんです。

そもそも、ガロニという言葉はフランス語の『ガルニチュール(garniture)』という単語の略で『付け合わせ』という意味だそうで、パスタだけでなくパプリカやジャガイモなどの野菜の事も指しています。
和食だと、お刺身に添える大根のつまや紫蘇の葉などもガロニと言ってよさそうです。

このガロニの役割ですが、主に『見た目の美しさ』『味の調和』『保存性の向上』という3つの目的で使われています。

  1. 見た目の美しさ
    料理の彩りを豊かにして、食欲が向上します。メインを引き立てつつ、色と味の変化を加えることで、飽きさせないような効果があります。

  2. 味の調和
    メイン食材の油分を吸収して、全体のバランスを取る役割もあります。唐揚げやハンバーグなど、油っぽい料理の下に入れることで、メインの食感や味のバランスが整うようです。

  3. 保存性の向上
    お弁当の中で食材同士が直接触れないようにすることで、食品の劣化を防ぎ、保存性を高める効果があります。

あれ、こうやって見ると、ガロニは超重要な脇役的ポジションでしっかりメインを支えていることがわかりますね。

と、前段の話を整えたところで、ここからまさかの仕事論の話に無理やり繋げていきます。

ガロニに学ぶ仕事論

仕事の現場でも、ガロニのように目立たないけれど、実は重要な役割を担っている方々がいます。会社組織の中だと総務や経理、情シスなどの管理系部門や、営業系チームの中でも陰ながらサポートやアシストを続けるメンバーです。
本来のガロニの役割と重ね合わせて細かく考えてみました。

  1. チームの彩り
    それぞれのカラーが出ることで、様々な意見が出たり、チーム全体が活気づくかと思います。同じゴールに向かっていくにしても、様々なアプローチを検討できた方がリスク回避にもなります。見た目には地味な役割でも、それが全体のパフォーマンスを引き立てることがあります。

  2. バランスが取れる
    言わずもがな、仕事には攻めと守りがあります。超攻撃タイプでガンガン成果を上げる人ほど、下支えしてくれるガロニ的なメンバーがいてくれるからこそ攻めに集中できるのです。そういうバックアップの存在は、なかなか脚光を浴びませんが、近くにいる人ほどその恩恵に感謝しているはずです。

まとめ

ということで、今回は『お弁当の中で唐揚げやハンバーグに敷かれているパスタ』に『ガロニ』という名前があることをまず知りました。
そして、その役割を知ることで、仕事や人生にも活かせることがあるのではないか、という話にこじつけてみました。

ガロニガロニ言い過ぎて、だんだんゲシュタルト崩壊してきましたね(笑)

私も改めて、身の回りのガロニ的な人に感謝をしつつ、自分もガロニのように誰かを引き立てることができる人間になっていきたいなと思います。

ではまた!

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