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No.21 ポケカで親とコミュニケーション

どうも。れいぽんです。

ふと、親に「ポケカやってみない?」と聞いたことがきっかけでした。
持ってても、やる相手がいないとやっぱり楽しくない。だから、誘ってみたんです。
「うん。いいよ」と返ってきて、やってみることに。

子どもの頃から、僕は1人遊びのプロでした。
ゲームだって、ボール遊びだって、ごっこ遊び、戦隊みたいに戦ったり、漫画描いたり、絵描いたり、なんか作ったり。小説書いたり。シナリオ作ったり。どっか行ったり。全部1人でやってました。
理由は、親に遊んでと頼んでみてもやってくれなかったからです。

なんでだろうと振り返ってみました。
大人の僕に子どもの僕から「遊んで」と誘われても、少し躊躇うかもしれません。
理由は、己の世界が過ぎるからです。
あと、激しいから。疲れちゃう。
いとこのお兄ちゃんが家にきた時なんて、もうずっと戦ってました。ごめんね。ぼこすか叩いて殴って。にいちゃんは優し過ぎました。ほんとにごめんね……。

ルールのある遊びは多少やってくれました。トランプやUNOとか、オセロとか、バトミントンとか。
デュエマとかも誘ってみたんですけど、ダメでしたね。
ルールを教えるのが下手くそすぎたのもあったのかもしれません。

そして、現在。
親とポケカをやることになった訳なので、やってくれるんだ〜〜〜というのが勝って、29年生きててちょっと嬉しかった出来事の割と上位に入ります。
放ったらかしだった故の喜びですね。
1人遊びのプロ、歓喜。

スターターデッキをいくつか取り出して、対戦しました。
ポケモンの種類も分からない親です。どれがポケモンかすらよく分からない親です。明らかに人であるのに、これはポケモン?と言ってくる。人です。
最強を寄越せと言われましたが、相性はあるけどどれが強いかはやってみた感じでいいと思うよと返答しました。

何回かやってみて、ピクシーexのデッキが気に入ったようです。
かわいいですしね。
ルールもよく分からない筈なのに、運だけで親にボッコボコにされました。
「やったあ〜〜〜!!!!」
無邪気に喜ぶ親の顔を見たら、なんかちょっと感動すらしました。
あんまり遊んだことないですからね。親と。

「ピクシーのデッキあげるよ」
「えぇ〜〜いいよ」
「あったら、また対戦できるでしょ。かわいいスリーブも買ってきてあげるね」
「ありがとう」
「またやろうね」
「やろうやろう」
なんというか、年下の子どもとのやり取りみたいで不思議な感覚でした。

その次の日に、色違いジラーチスリーブを買いました。
親はこのジラーチが、ジラーチとも知らず、ジラーチが色違いとも分かりません。ちょっと高いスリーブであることを伏せて(言ったら、なんか返されそうなので)、プレゼント。
「かわいいねぇ。ありがとう」

この日を境に、親とちょっとした些細なコミュニケーションを取るようになったとさ。
きっと、めでたし、めでたし。

ポケカ、ルールが単純なので(デュエマもですが)、コミュニケーションツールとしてもおすすめできるなぁ〜〜。
そんなお話でした。

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