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「プチプラ」「コスパ」もうたくさん

今朝久しぶりに、娘と一緒に朝食を取りながら、
テレビを見ていました。
娘は社会人3年目です。

情報番組で、街を歩く人にインタビューをしていました。
「あなたの“プチプラ高見え”アイテムを教えてください。」

300円のイヤリング
2000円のブラウス
5000円のスカート

全身を映し、コーディネートを紹介していました。


「もう、“見えなーい!”ってならないよね。」

これがフツーだもんね。」

みんな、プチプラしか買わなくなってしまいましたよね。


「300円のイヤリングで気持ち上がるかな。」

「300円でこんなの買えて嬉しい!って、もうならないよね。」

インタビューの前のコーナーでは、
ふるさと納税を、いかに「お得」に利用するかをやっていました。

ルール改正による「値上がり」
収入に応じて納税「しすぎない」ポイント

「ふるさと納税って、そもそもこういう趣旨じゃないのにね。」
「みんな返礼品目当て。」

お得
激安
コスパ
プチプラ
安くて大盛り


“安い”の話ばっかり、もう沢山だよね。
日本はビンボーな国なんだね。気持ち下がるわ。。」


バブルの頃は、、


先日こんな記事を見つけました。

女性のリクルートスーツの「色」の変化について

【1981年】
紺 46%
グレー 25%
茶・ベージュ 13%
ワイン 5%
白・黒・ピンク 1%

【2023年】
黒 79%
紺 19%
グレー 2%

そして、このように書かれていました。

バブルの頃なんて、金ボタンが並ぶ肩パッド入りのボディコンスーツに身を包んで、ウエストは太ベルトでギュッと締め過ぎるくらい締めて。
金ピカゴージャスなチェーンバッグを肩にかけ、キラキラしたピンヒールでツカツカ鳴らしながらさっそうと歩く……。

今ではありえないでしょうが、当時のバブル全盛期の1980年代あたりは、こんな派手なファッションで通勤する女性が多くいたって聞いています(残念ながら僕は知らない、、、)

笑笑、、そうだったーー
今考えるとすごいですよね。


通勤電車は気持ちの表れ


娘との会話の続きです。


「朝、通勤電車に乗ってる人を見ても、
会社にオシャレして行かないよね。」

今日一日どう「やり過ごす」か。
通勤の服装は「気持ちの低さ」の現れかも。


「そうね。
バブルの頃なんて、ピンヒール履いて一日働いている人がたくさんいた。
頭に“とさか”立てて(笑)」

今必要なのは、
「イケイケ」「アゲアゲ」かも(笑)

気持ちあげていきましょう!
明るい色の服を着ましょうよ!


自由になっているはずなのに


多様性とか、、
社会は自由になっているはずなのに。
それを上回る「経済低迷」に伴う「気持ちの低迷」でしょうか?

それとも、自由がスタンダードになったから、
自己表現する必要がなくなった

「目立たない方が楽」だから?

「楽」を優先すると個性がなくなる?

何だか、面白くないですね。。


コスパじゃなくて「本当に欲しいもの」


娘が言いました。
「(“プチプラ”じゃなくて)
むしろ、気合入れて買った“一番高いもの”を聞きたい。」

それは、本当に欲しかったもの。

安いけど「高く見える」ものじゃなくて、
高くても「本当に欲しいもの」を買おう。

人からどう見えるかじゃなくて、
自分が「何が欲しいか」を、研ぎ澄まそう。

コスパの良い人生じゃなくて、
本当に欲しい人生を生きよう。

私もあなたの「これが欲しかった」を聞きたい。

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