子供には子供の世界があるのです
子供の世界に親が無理矢理入ると、子供の世界のバランスが崩れる。
子供にちゃんと友達ができるのか、心配だから親が子供の友達関係にズカズカ入っていいものか。
親が子供を心配しるのは当たり前のこと。そんな親の心配など気にせず子供はどんどん友達を作っていくから大丈夫。
それでも、子供と友達の関わり方が心配。
そんなママの心配を少しご紹介。
友達の輪に入らない子供
子供が友達の輪の中に入らない。
みんなが鬼ごっこをしていても一人だけ離れたところで立っている。
なんでうちの子はみんなと遊ばないのか心配になる。
その子は友達の輪に入りたくて入れず困っているわけではなさそう。
それなら、無理に輪に入れる必要なないでしょう。
子供が自分の世界を持っていて友達と一緒に走りまわることを選ばないのなら、子供の望むことをさせて上げた方が子供は嬉しいのでは。
自己主張が強い子供
子供が自己主張が強くて嫌われないか心配?
お子さんは、自分をしっかり持っています。
強引すぎてお友達に嫌われちゃうんじゃないか。
いずれ本人が気づき、友達との接し方を学んでいくことでしょう。
親が無理やり押さえつければ反発します。
子供もちゃんと成長しています。
私の経験
中学生の時、友達だと思っていた子から
「あおって嫌われてるの知らないのかな」
私が必ず見るだろう場所にそのメモは置かれていた。
それから、友達との関わり方がわからなくなり、距離感がわからず人と話す事が怖くなる。
中学校3年間はほとんど友達との交流はせず、学校が終われば急いで家に帰る。という生活だった。
今思えば、その子たちとその周辺の仲間だけが、あえてしたことだとわかるが、当時の私にはそこまで考える余裕はなかった。
ただただショックな出来事として今も鮮明に覚えている。
経験に感謝
メモの経験があったおかげで、人の気持ちを考えて行動するようになった。
今はそのメモに感謝できる。あの時の経験が私を大きく変えたことは間違いない。
そんな事があったなど、多分親は知らないだろう。
それでも、こうして成長して自分も親になっている。
必要な事
子供に必要なことは、無理矢理友達の輪に入れることではなく、見守る人がいる事をわかってもらうことではないだろううか。
何かあったときに一人ではない、大丈夫と思える強さ。
自分の好きなことをできる環境がしっかりあること。
それがあればこの先友達とうまくいかない事があってもきっと大丈夫。
気の合う友達は必ずできる。
こんな親でいてあげたい
あなたは一人じゃない。失敗しても大丈夫!といってあげられる親でありたい。
よく頑張ってるよ、またチャレンジすればいいと励ましてあげる事ができるのは親ではないだろうか。
こうなりなさい!と言うのではなく、好きなようにして大丈夫。と言ってあげたら子供は安心して好きなことが出来るだろう。
おわりに
子供には子供の世界がある。そこに親が入ればバランスが崩れる。
子供はいろんな経験をし、その経験を自分の中に取り入れて成長していく。
親は子供に何事も起きず、いつも楽しく過ごして欲しいと願う。
失敗や挫折を経験した方が強くなる。失敗や挫折をしない人生を歩ませるのではなく、失敗や挫折をした時にどうすべきかを考えることができるようなる。
そして、その時に寄り添って応援してあげることが大事なのではないだろうか。
子供の人生は子供のもの、親の人生ではない。
子どもたちを笑顔に、たくさんのママを笑顔にしていきます。