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クソ人生論 第一話

昔、頭に描いていた「普通の幸せ」が遥かに高いハードルだったという事に気づいた頃にはもうオッサンになって行動する気力も体力も無い私が今の若者に「クソ人生論」を伝えようと思う。

まずこれを読んでいる貴方は、この情報に辿り着けるだけの意欲や行動力を持っているのでこれからの人生はそれなり以上には送れると思うので、
是非TwitterやSNSなどに拡散してもらい少しでも無気力な人の目に届くようにしてもらえれば幸いである。

本書はビジネス書でも自己啓発書でもなく頭のスペックが悪めのオッサンによる人生論「反面教師書」と捉えて欲しい。

自分でオッサンと書きながらも執筆時は35歳であり社会的には若輩者扱いされたりとなんとも言えない中途半端な年齢なのである。
そして人生の方向性を決めていないとかなりヤバい年でもある。
だらだら生きていたら何もスキルは磨かなくても年だけは簡単に取る事は出来るのだ。

蛇足だか活躍しているスポーツ選手やキラキラしている旬な芸能人などは一回り以上年下が当たり前になっている。

将来への危機感に対して目をそらしてお気楽に生きてきたが、年を重ねる事にそれと向き合わなくてはならない時が来てしまったのである。

米国や中国などでは如実になっている格差社会がこの日本でも確実に訪れている事は貴方も感じでいると思う。
まだ学生で社会経験が無い人でも最初は就活で自分の力量が企業によって値踏みされ、落とされたら人生を否定されたかのように痛感する時が来るかと思う。

我が国日本は少子高齢化であり将来的に経済状況が改善していく事は考えにくい。
経済政策などで恩恵を授かれるのは一部の大企業のさらに上層部の人間や、潤沢な投資資金を持っている投資家などいわゆる「上級国民」だけなのである。

普通に働くだけでは生活は豊かにならず、自分では頑張って現状維持したとしても、もっと上の成果を望む会社の都合に振り回される。

給与が変わらなくても物価も消費税も税金も上がり続ける以上、賃金を上げなくては実質給与ダウンと同じである。

政治などに関心も無く選挙に投票しに行かない私ですら日本の未来を憂うくらいに危機的状況が迫っていると感じる。

中小零細でしか働いた事がなく、夏や冬のボーナスの平均額のニュースなどは私にとってはファンタジーでありハリーポッターの世界と一緒なのだ。

まあハリーポッター見た事無いけど。

◼️第二話へつづく
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