学歴なしでも大丈夫!大卒募集の外資系に私が転職できた訳
就職をする時にネックになるのが、学歴。
いいところで働きたいと思えば、当然それなりの学歴が求められます。そうでなければ、収入面で差が出ることも。
私は現在、外資系企業2社目で勤務しています。自分で言うのもなんですが無名の専門学校卒。当然、いいところには就職できません。
そんな私が現在の仕事、大卒が条件の外資系企業に転職できた訳を書いてみたいと思います。
就活で思うところに行けなかった学生さんや転職で悩んでいる方の参考になりますと嬉しいです。
◆学歴がないなら資格で勝負!大卒と同等またはそれ以上のレーベルを得る
大学卒業がなぜそんなに大事なのかというと、それが一種の「保証」と「基準」になるから、だと思います。
大学を卒業した=それなりの勉強をしてきた→それなりに仕事ができるだろう
○○大学卒業=○○で有名→この分野で活躍が期待できる
企業側からすると、このように安心材料ができるわけですね。地頭がいいだろう、粘り強さがあるだろう、などです。
それなら、企業の人に安心材料を与える、自分のレーベルを手に入れれば相手にも信頼してもらえますよね。
私の場合はTOEIC910点を取得しました。そのたった1つと言えば1つですが、それだけでも担当者の見る目は変わってきます。
自分が何が得意だとみられたいのか、何で勝負したいのかで負けたくない資格を取っておくといいと思います。
◆外資系企業への転職!経験作りのために入りやすい派遣で3年勤める
もちろん資格を取っただけではその後に活きてはきません。それを後付けするものを更に手に入れるために、経験が必要です。
私も取得したTOEICの点数を引っさげて外資系企業に事務として派遣で入りました。派遣だと正社員と比べてハードルが低いので、大きな企業に勤めることもそこまで難しくはありません。
ここで大事なのは、とにかく人脈を築くこと。
人脈を築くことで自分の希望を伝えられたり、やりたいことに少しでも携わらせてくれたりします。それが他部署であっても上司の部下であっても、その人たちが自分の価値を”口コミ”してくれ、希望が叶うことがあります。
私の場合も人脈を築けたおかげで、興味のあった仕事をいくつか担当させてもらえました。こちらの企業では4年半勤めさせて頂き、新たなスキルを手に入れて退職しました。
次の外資系に転職する際も1社目での経験を見て頂き、採用に繋がったので派遣で入っても担当業務以上の価値を得ることが大事なのかなと思います。
◆資格、経験、スキルを手に入れたら転職の時!履歴書でしっかり自分をアピールする
自分の強みを強化し、それを後付けするものができたならしっかりアピールすることが大事です。履歴書・職務経歴書は自分を表現する一番最初の場所。担当者に「この人に会ってみたい」と思わせることが大事です。
とは言っても、あまり自信過剰すぎるのもNG。やりすぎず、好感が持てるアピールをすること、論理的に文章を書くことが大事です。
また、自分が継続的に学んでいく姿勢があることをしっかり伝えましょう。もしかしたらあなたの資格や経験、スキルはまだ大卒より劣っているかもしれません。
それでも「向上心がある」こと、「継続的に学ぶ姿勢」があることを伝えることで企業側からすれば育てることで長く、大きく活躍できる人材になる可能性がある、と見てくれます。
資格があること、経験がありスキルを手に入れたことを裏付ければ「今後もこのように学んでくれる」という後押しになってくれます。
あとは自分の思いをしっかり伝えられればきっと自分に合った企業に内定がもらえるはずです。
今回は実際に私が辿った外資系企業の転職方法を記載してみました。20代はまだまだやり直しがきく時期。次を見据えての行動であれば、派遣での就業も価値がありますし、学歴で諦めなくともちゃんと道はあります。
この方法が誰かの参考になりますと嬉しいです。