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拡散

指紋だらけのフィルター越しみたいに■■が不安定な存在になった
私の中で

ピアスを開けるような感覚で
簡単に心にだって穴が開くのにそれを知らない

布切れのように断片的なもので創っていく明日はたのしい
けど
代償として蒸発していくのは写真

概念と思考を砕いて粒子にして空へ放ったら
消毒された日常が帰ってきて惨め

空間と時間を結合して誰かの異国になる

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