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融解

後悔が言葉として綴られていく 詩
無駄な抵抗

記録として懺悔するのは煙たくてよい

ないはずの境界に指を入れ込んで
あの時見た夢を探し続けてる

果てしなく続く思考が螺旋を描いて戻ってきた
冬の先取り

溶けていく文脈が綺麗な嘘へと変身していく

中身のないすかすかな人間未満の脳みそなんて
なんの価値も持たない ゴミ箱行き

誰のせいでもないのに


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