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空間

点滅し続ける人為的な発光する月
ミーハーな意思を得て歩き回る流行で確立する都市と夜
誰かが触れたら容易く解れてしまいそうなほど

何かしらに自分を分類しておかないと留目ておけない電子のかたまり

白くなっていく吐息に気を取られ
自分の存在が吐息以上に薄いことに気付けない愚鈍

現実をフィクションに変換した輝きが象採って
一瞬で無価値な別れ話

このまま宇宙空間と通信
残されてるのは失楽園だけなのに

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