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寂しいから別れたいという理解不能な回避的気持ちを自分なりに少し解説

回避依存の記事の閲覧数がすごく多くなっています。
それを見ていて今日思い出した事を記事にしようと思います。

昔、私が恋愛依存で追いかける側で、彼が多分、回避依存的な感じ
だったのですが、

付き合い出した当初は、遠くてもうちに来て送迎してくれるような
彼でした。

次第にLINEの数も減り、週末会う時にドタキャンされるようになりました。

最終的には
「寂しくて不安になるから別れたい」

と言われました。

私はその時全く理解不能で、
「寂しい時は彼女と一緒にいるとか繋がっているものなんじゃないの?」

って思っていましたが、今はなんとなく彼の気持ちがわかります。

彼は会社経営していたのですが、職員も辞めて行き、一人で仕事している方が楽だと彼は言ってました。

家族間でも問題発生し、彼はなんだか一人になってしまう事が多い時期だったのですが、そんな時ほど彼女である私になぜ頼ってくれないのか不思議に
思っていました。

寂しいのに私との別れを選ぶ・・・
しかもそれを必死に説明されたのですが全く理解できませんでした。
(説明してくれるって奇跡的かも)

寂しいから、これ以上寂しくならないように人と接触するのを回避依存的な人は諦めてしまうんでしょうね。

恋愛依存は寂しいから誰かと一緒に居たい。
回避依存は1人になって寂しくなるのが不安だから人から離れてしまう・・・

難しいです。

別れを告げられた私はめちゃくちゃ腹がたって
「社員が辞めていくのもわかる。普段のあなたを見ていたら一緒に働きたくないと思う。」
と言ってしまいました。

腹がたって、適当に言ったのではなく今まで彼の素行を見ていて「その態度はどうなんだろう?」と思いつつも言ってしまうと怒られたり嫌われたりするから言えなかった事でした。

別れるとなると一気に今まで思っていた事をぶちまけてしまうのが当時の私の悪い癖です。
私自身我慢していたのは自分でわかっていたのですが、それでも別れたくないからという理由で何も言えないのです。

モラハラに遭ってしまう典型的なパターンです。

最期に彼に言われた言葉が

「本当にその人の事が好きなら、別れようと言われた時に見守ってあげるのが本当に好きっていう気持ちじゃないの?」

みなさんはどう思いましたか?

当時の私は
「あんた自分の都合ばかり言って私の気持ちはどうなるんだよ」と思いました。

寂しいから別れようと言われて、見守るのが愛だろうみたいに言われるって
本当に都合よすぎないか?と今でも思います。

ただ、今なら私は見守れるかも。と思います。
彼はなぜ別れたくなったのか、その気持ちがなんとなくわかるからです。

ちょっと遠くから見守って欲しいっていうリクエストは
回避依存の願望だと思いました。

彼はひとりは寂しいけど、ちょっと遠くから彼女に自分の事好きでいて欲しいし誰かと一緒に居たかったんだろうなと。

回避依存的な人との距離感ってかなり難しい。
何年も遠くから見守ってやっと安心してもらえるのかもしれないです。

彼も幼少期に母親と離れたり辛い事があったと何度も話していたので、
やはり幼少期の親からの愛情不足って大人になると彼女に対してお母さんのように見守って欲しい気持ちが出る反面、この彼女もまた去っていくのだろうという絶望感を勝手に持ってしまうのかな?と思います。

こういう回避的な人に別れようと言われた時はさっと引いて何も連絡しない方がベストだと思います。

どうしても連絡したくなったら
「あなたの事を考えずに自分の気持ちを優先して距離を縮め過ぎた。ごねんね。」
くらい伝え方がいいかもしれないです。そしてきっぱり連絡しない!

彼に連絡したくなる気持ちを連絡する事で解消するのではなく

どうしてそんなに彼に連絡したくなるのか?

を自己解決する方向にエネルギーを使った方が今後の自分のためにはベストです。


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