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一目均衡表とは

一目均衡表とは

"一目均衡表"はインジケーターのなかでも少し変わっており、下図のようにいくつもの線と雲のような表示によりトレンド転換を表そうとしているトレンド系のインジケーターになります。

相場の足は緑になりますのでそれ以外の色が全て"一目均衡表"の一部となります。

黄線・・・基準線といいます

赤線・・・転換線といいます

白線・・・遅行スパンといいます

オレンジ破線・・・先方スパンAといいます

白っぽ

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ストキャスティクスとは

ストキャスティクスとは

オシレーター系でよく使われている一つが"ストキャスティクス”になります。

"ストキャスティクス"は設定期間の相場の高値と安値から買われすぎなのか売られすぎなのかを表す指標となります。"ストキャスティクス"は下図にある横赤丸で表示され、に2本の線で構成されています。

図では水色の実線と赤の破線になっていますが、実線が"%K"、赤色破線が"%D"といわれる線になります。

"%K"とは設定範囲内の

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MACDとは

MACDとは

トレンド系とオシレーター系の間の様なインジケーターになるのが"MACD"になります。

"MACD"は設定した指数平滑移動平均線の短期と長期の離れ具合を
表しています。※指数平滑移動平均線とは移動平均線の一種で直近の相場を重要視した移動平均線となりますが、"移動平均線"と同様に考えてもそこまで問題はありません。
下図の赤丸の部分となります。

赤丸内の青い棒グラフは"ヒストグラム"といい真ん中に白

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ボリンジャーバンドとは

ボリンジャーバンドとは

トレンド系のインジケーターになります。主に短期の移動平均線と合わせて設定されることが多いインジケーターになります。

"ボリンジャーバンド"とは設定した"移動平均線"からどの程度の売買価格の
ばらつきがあるかを想定して表しています。下図に3本の白線がありますが、真ん中が20本設定の移動平均線となり、それを挟む様に上限ある2本の線が"ボリンジャーバンド"になります。

"ボリンジャーバンド"の設定に

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水平線とトレンドラインとは

水平線とトレンドラインとは

"水平線"とはチャート上に任意の線を引くことで分析を行う、シンプルかつ多くのトレーダーの共通認識となっている分析方法のひとつで、チャートの高値と安値の位置で特に高値と安値をつなげることができるポイントや逆に高値同士や安値同士をつなげることができるポイントに引く線のことをいいます。そのため、多くのトレーダーが意識するポイントとなっており、逆に"水平線"を知っているとチャートの動きを予測しやすくなりま

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グランビルの法則とは

グランビルの法則とは

移動平均線を利用したポジションを保有する時に参考にされている有名な法則が"グランビルの法則"になります。

"グランビルの法則は"移動平均線とチャート足の位置関係から買い、売りのポジションのタイミングを説明した法則になり、それぞれ4パターン毎の合計8パターンあります。

買いの4パターン

①動平均線が下落し、その後水平か上昇しつつある状況でチャート足が移動平均線を下から上に突き抜けた場合

②移

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ダウ理論について

ダウ理論について

”ダウ理論”はもっとも有名な法則でトレンド転換時の法則として参考にされています。

"ダウ理論"は主に相場変動においてトレンドを理解する為に必要な基本となります。広く認知されており、利益を継続的に出していくためには必須といっても過言ではない内容です。FXで解説される際によく使用されるトレンド転換の目印となる"ダブルトップ・ダブルボトム"や"ネックライン"等もこのダウ理論から派生したともいえます。本

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エリオット波動とは

エリオット波動とは

"エリオット波動"はFXで代表的な法則の一つとなり、長期的なトレンドの変化をみる法則となります。

エリオット波動はフィボナッチ数列(黄金比率)を基礎に考えられ、相場もこの周期から構成されているという考え方です。下図の様にエリオット波動ではトレンド方向への5波、その後トレンドと逆方向A~Cの3波の合計8つの波動で構成されるといわれます。

下記のようにそれぞれの8波も小さい時間軸でも8波動で構成さ

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移動平均線とは

移動平均線とは

FXのインジケーターで代表的なものが"移動平均線"といいます。移動平均線はトレンド系に分類されます。

移動平均線は表示させている時間足のチャートから設定で入力した本数分前の終値の平均値を連続してつなげた線となります。

移動平均線にも細かくは何種類かありますが、図は最も一般的な"単純移動平均線(Moving Average)"といいます。この線を基にすると相場が上昇しているのか下降しているのかの

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テクニカル分析とファンダメンタルズ分析とは

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析とは

FX取引では将来どのように相場が変動していくのかをいかに予想するかということが研究されてきました。そしてその分析方法が大きく2つあり、チャート情報を基に予想していく"テクニカル分析"と政治や世界状況の変化を読み解いて予想していく"ファンダメンタルズ分析"に分かれます。

"テクニカル分析"では主にインジケーターを表示させその動きを参考にして予想していきます。例えば「この線がこのようになったから今後

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チャートの見方

チャートの見方

FX取引に必要なのが為替相場をあらわすチャートになります。国内のFX会社はそれぞれ独自のソフトを開発していることが多いのですが、今回は世界シェアトップのメタクオーツ社のMT画像を利用と思います。ちなみに色などは設定で変更できます。

画像はUSD/JPYのチャートになります。

基本的にチャートは選択した通貨ペアで1画面を利用します。右端にある数字が相場価格となります。通貨ペアの後ろの通貨での価格

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証拠金維持率と強制ロスカットとは

証拠金維持率と強制ロスカットとは

FX取引で"証拠金維持率"と"強制ロスカット"は取引を安全に行う上で知っておいて損はありません。

まず、"証拠維持率"ですが、これは自分の証拠金がポジションを保有している間にどの程度残っているかをあらわす数字となります。取引でポジションを保有した時に利用する通貨を保有する為に使った資金額と、保有した通貨の相場変動によって起こる暫定的な評価としての"含み益"と"含み損"を合わせて計算されます。

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ポジション・決済・含み損・含み益・スワップとは

ポジション・決済・含み損・含み益・スワップとは

FXで取引を行う流れの中で使われる用語であり、今回はそれを説明します。

まず、実際に取引を考えてみると、例えばUSD/JPYでUS$1=100円で買って102円で売り戻すまでの流れで説明してみます。

①US$1=100円で買う→"ポジションを持つ"(注文する)といいます。※買いは"買いポジション"、売りは"売りポジション”といいます。

②102円になるまで待っている状態→"保有ポジション"と

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FX取引の買いと売りとは

FX取引の買いと売りとは

FXの取引は買いと売りからはじまります。

買いから始めた取引は売ることで損益が決定し、逆に売りから始めた取引は買うことで損益が決定します。

買いは想像しやすいと思います。例えばUSD/JPYでUSDを$1=100円で買ったとしますと買ったドルを再び売ることで円に戻ってその時の相場によって損益が決定します。$1=101になっていたら1円利益、99円になっていたら1円損失になります。

では、同じ

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