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ストキャスティクスとは

オシレーター系でよく使われている一つが"ストキャスティクス”になります。

"ストキャスティクス"は設定期間の相場の高値と安値から買われすぎなのか売られすぎなのかを表す指標となります。"ストキャスティクス"は下図にある横赤丸で表示され、に2本の線で構成されています。

ストキャス1

図では水色の実線と赤の破線になっていますが、実線が"%K"、赤色破線が"%D"といわれる線になります。

"%K"とは設定範囲内の最安値と最高値の間のどの位置に現在相場があるのかを表します。なお、%Kを反転させたものが別オシレーターにある"ウィリアmムズ%R"となります。

”%D”は設定した範囲の"%K"の移動平均を平滑化させ、"%K"のトレンドを示したものになります。

"%K"と”%D”の関係性は"%K"が”%D”を下から上に抜ければ買いポジションのサイン、"%K"が”%D”を上から下に抜ければ売りポジションのサインとさわれています。

また右端の縦赤丸には0~100までの数字が縦に並んでいて相場の買われすぎ、売られすぎを表しています。"%K"が70%~80%以上が買われすぎ、20%~30%以下が売られすぎとされています。

オシレーター系の参考指標には"ダイバージェンス"というものもあります。"ダイバージェンス"はトレンド転換のサインといわれていますが、"ストキャスティクス"の場合は下図の様に相場がチャネルラインの高値にとどかず、%Kがトレンドラインと逆の方向になっている様な動きをがそれにあたります。

ストキャス2


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